たいひらめだけがじゃない!

一般的にはあまりお目にかかれないけど美味しい、姿からは想像できない味・・・
と、いう魚を特集しました。  題して・・・

   「食用珍魚」(しょくようちんぎょ)   コブダイ

オオクチイシナギ 「いしなぎ属」すずき科

学名:Stereolepis doederleini Lindbery et Kresjukova

高知県、石川県以北に分布。体はだ円形、やや側扁。眼隔域は眼径より広くて平坦。
口は大きい。主上がく骨は細長く、上主上がく骨があり、後端は眼の中央下をこえる。
両がく、口がい骨、前じょ骨の歯帯はじゅう毛状。主さいがい骨に2本のトゲ。

 
たしかに黒い…                   これが脂こってりでみるからに美味そう!

うろこは小さなしつりん。若魚では体色は黒褐色で5条の白色縦帯がある。大形魚では一様に
黒褐色。体側に白色縦帯が走る。体長2m。水深400〜600mの岩しょう域に生息

脂がこってりで美味いんですが、食べ過ぎに要注意!
     こんなご指摘が・・・
     「肝臓に含まれるビタミンAが多く(50〜150万I.U./g)、中
      毒原因はこのビタミンAの過剰摂取によるものと考えられています。
      中毒症状としては、摂取後30〜60分で激しい頭痛、嘔吐、発熱、
      顔面浮腫などがみられ、次いで2日頃から皮膚の落屑がみられます。
      ちなみにイシナギの肝臓は、厚生労働省が食用禁止措置をとっています。」