たいひらめだけがじゃない!

一般的にはあまりお目にかかれないけど美味しい、姿からは想像できない味・・・
と、いう魚を特集しました。  題して・・・

        「食用珍魚」(しょくようちんぎょ)つぎの魚

タカノハダイ「タカノハダイ属」たかのはだい科
学名:Gonistius zonatus (英)Whitespot-tail morwong
本州中部以南。シナ海に分布。体は三角形で側扁。後頭部が著しくもりあがり
その後方は尾柄(びへい)に向かってゆるやかに傾斜する。口はやや下向きで
小さく、唇が厚い。うろこは円りん。体色は銀灰褐色。赤褐色の斜帯が9条走る。
尾びれは灰褐色、外縁部は赤く、乳白色の小円点が散在。体長35センチ。
水深20〜30mの岩礁域に生息。

  

地方名:アラ、オカシカウオ、キコリ、シマダイ、ションベタレ、タカッパ、ヒダリマキ、ムコナカセ…

(^0^)なんというユニークな呼び名の魚なのでしょう
しかし、こいつのウロコの固いこと固いこと。電動ウロコ取り機を使わないと腕がガクガクになっちゃいます。

尾の白い斑点が特長。確かにホワイトスポットテールという名に由来する。


夏場はちょっと磯臭いんですが、冬場は脂がのってて煮つけると最高に美味いっす。
     切り身にすると、包丁に脂がべっとりついてきます。鮮度のいいものはもちろんお刺身でOKです。
     残念ながら紀州でも販売しているところはあまりないようですが、福井鮮魚にはありますよ。
     一匹250円〜450円くらいです。