日本語 Web ページが文字化けする場合 (エンコードの推奨設定)
状況

日本語 Web サイトを表示した際に、正しく表示されない (文字化けする) ことがあります。この「文字化け」は、Internet Explorer 5 で "文字セットの指定が無い Web ページ" の表示に特定の文字セットを割り当てていて、かつ、表示したい Web ページがその割り当てられた表示の文字セットと違う文字セットで書かれていた場合に発生します。
また、自動選択機能の誤動作により発生する場合もあります。
つまり、日本語の Web ページは主に 3 つの文字コード (JIS、シフト JIS、EUC) のいずれかを使用して作成されますが、実際の Web ページの文字コードと Internet Explorer 5 がその Web ページの表示に使用する文字コードが一致しない場合に、文字化けが発生します。

対処方法

エンコードの推奨設定

日本語および英語の Web サイトしか閲覧しない方は、[表示] メニューの [エンコード] において、以下のように設定されることをお勧めいたします。



[自動選択] のチェックはオフ

この機能は、日本語・外国語を問わず、インターネット上の様々な文字セットを自動的に選択する機能です。しかし、日本語の自動選択の機能の精度は劣るため、オフにすることをお勧めします。
[自動選択] 機能は Internet Explorer 5 を標準インストールまたはセットアップ中のコンポーネント オプションで [標準構成] または [完全構成] を選択した場合にインストールされます。



日本語は [日本語 (自動選択)] を選択

これは日本語に特化した機能で、"文字セットの指定が無い Web ページ" を表示する際に、自動的に文字セットを選択します。文字化けが発生した場合は、まず [表示] - [エンコード] - [日本語 (自動選択)] を選択してみます。それにより文字化けが解消できれば、以後 "文字セットの指定が無い Web ページ" にアクセスしても、毎回文字セットの自動選択機能が働き、文字化けする可能性が低くなります。
ただし、[日本語 (自動選択)] を選択しても、実際に日本語 Web ページを表示させてエンコードを確認すると、現在の文字セット (その Web ページを表示するのに使われている文字セット) が選択された形で表示されます。
[日本語 (自動選択)] を選択しても文字化けが解消できない (自動選択機能の誤動作が考えられる) 場合は、他の日本語文字セット [日本語 (シフト JIS)] または [日本語 (EUC)] を選択してみてください。ただし、明示的に文字セットを選択すると、先に説明した文字化けの現象が発生する可能性が高くなります。