解体新書:3枚におろして、皮を引きました。
       きれいな身です。姿は「まなかつお」に
      似て居ますが、肉質はまったく違っています。

たいひらめだけがじゃない!

一般的にはあまりお目にかかれないけど美味しい、姿からは想像できない味・・・
と、いう魚を特集しました。  題して・・・

   「食用珍魚」(しょくようちんぎょ)   ヒメフエダイ

マルコバン「コバンアジ属」あじ科
学名:Trachinotus blochii (英)Sunbnose dart

南日本。西太平洋、インド洋に分布。体は卵円形で体高は高く、著しく側扁。
吻(ふん)は短く、丸い。前鼻孔と後鼻孔はほぼ同大。口は小さい。下がくは上がくとほぼ同長。
両がく、口がい骨、前じょ骨に小骨。第2背びれとしりびれは相対し、その基底長はほぼ等しい。
第2背びれとしりびれの前部軟条は鎌(カマ)状に延長する。尾びれは深く2叉し、上下両葉は長く延びる。

 「アジ」というより「ブリ」に近いウロコと皮 


「しいら」に近い感じです。味も似ています。 食感は「しいら」よりも歯ごたえがあり、
     なかなかのものでした。今回は刺身で食いましたが、焼くともっと美味いかも?