2000/02/05 (土)  「ジャガイモと春」

 今日の午後、ジャガイモの種植えをした。私の家は農地を持っていないが、母の実家が近所にあり、以前から、母は土地の一画を借りて、野菜を作っていた。私は子供の頃、イチゴ植えを手伝ったことはあったが、大きくなってからは、ほとんどノータッチだった。しかし、最近、野菜をつくる事を母に習っておくのは、自分の仕事にも役立つだろうと思い、たまに畑に入っている。今日教えてもらったジャガイモの植え方を忘れないうちに記しておこう。
 まず、芽が出たジャガイモを、芽が両方にあるように半分に切り、断面に灰をつける。畑で50cm間隔くらいあけて穴を掘る。穴は畝の両側で交互になるようにする。その穴に灰を入れ軽く混ぜる。穴にジャガイモの断面が下になるように置き、土を細かくしてかける。その上に霜対策としてわらを置く。ジャガイモの上を避けてわらの上に土を置く。
 ふと、畑の周りを見ると、ナズナ(ペンペン草)、ホトケノザ、オオイヌノフグリが花をつけていた。立春が過ぎたとはいえ、まだまだ寒さの真っ最中である。しかし、植物は確実に春が近づいていることを知らせてくれる。快い疲れを感じながらの帰り道、近所の家の庭では梅が満開でグラジオラスやスイセンが咲いていた。