2000/03/23 (木)  「シュリと女子高生」

 昨日は水曜日。映画館がレディスデーということで安い日。韓国人の7人に1人が見て、韓国ではタイタニックの動員数を半分の日数で超えたという話題の映画「シュリ」を見た。
 冒頭から特殊部隊のすさまじい訓練風景。次から次へとアクション映像が展開する。ド派手な銃撃戦の繰り返し。確かに息をつかせないが、タイタニックは越えてないなあというのが感想。ターミネーター程のCGXもないし。主演の男優は、以前、教育テレビの「アジア映画劇場」で見たことがあった。今、韓国ではトップ俳優らしい。しかし、何故?。目が細く、地味な顔。決してハンサムとはいえないし、身長も普通で、男っぽいということもない。テレビで見たときはアクションではなく、チャットのやりとりで知り合った男女の話だった。感情の機微を巧く表現してるなとは思ったが。まあ、韓国人の好みかもしれない。女優はすごい美人というほどでもないが、工作員という役に似合う顔をしていた。
 ところで、私は夜7時10分開始の部に行ったのだが入った途端「先生!」と呼びかけられた。教え子で今高2の女の子だった。見ると彼氏と二人連れ。中学の時はそんなボーイフレンドなんか作りそうなタイプではなかったし、とても真面目で気の可愛い子だった。夢見るタイプではあったと思う。彼女は外国に憧れていて私の話を聞きたがり、よく側に寄ってきてくれた。英会話学校に通い、発音も素晴らしかった。また、タイタニックの話をしてケイト・ウインスレットという女優の名前を教えてくれたのも彼女だった。
 それにしても高2ともなれば、夜、映画を異性と二人で見るのは、今の時代どうってことないのかな?と思えた。特に真面目な彼女でさえ、そうなのだから。