2001年2月24日 土曜日    林真理子の弟

林真理子が今晩の関口堂書店に出ていた。
彼女の本は昔20代の頃よく読んだ。
エッセイが面白かった。
実は私は彼女の弟と知り合いであった。
会社にいた頃、部は違うが同じ棟で勤務していた。
お互いに名前も知っていて話もした。
彼女のエッセイに弟のことも書いていて、その人物が目の前にいるのだから面白かった。
弟は彼女とよく似ていて博識だった。
口がたつのでよく人の結婚式の司会をしていた。
そのうちすごい美人と結婚して写真が社内に張り出された。
その会社では結婚すると写真と名前を書く紙が張り出され、お祝いを贈りたい人が名前を書くことになっていたのである。
「すごい」というのはお世辞抜きにすごかった。
彼女が出てくるといつもあの弟のことを思い出す。