第1日目 8月11日(土)

冬にキャノンの望遠Lレンズを買ってコハクチョウを毎朝撮ったことがきっかけで、本場の野生動物を撮りたくなってケニアに行くことにした。
東京から10人、関西から5人、計15人と添乗員の篠原さんが同行。
関西空港搭乗口で添乗員さんと出会った。
関空を23時過ぎに飛び立った。

第2日目 8月12日(日) ナイロビへ

エミレーツ航空はすべて5年以内の機体を使っていてサービスも良いとのことなので期待していた。
シートは頭部の形に合うように変えられるので、首枕は不要だ。また、自分専用の画面で映画が500チャンネルの中から選べ、巻き戻し可能なので、最初から見られる。
見たいと思っていた邦画が数本あってそれらを見ていた。
2時間ほどで1回目の食事が出た。眠くなっていたが、我慢して起きていて、ほとんど美味しく食べられた。
2回目の食事を食べてしばらくしたら、ドバイに着いた。約10時間の旅で、案の定、足が痛かった。
ドバイでは5時間の乗り継ぎ待ち時間があり、空港内で過ごした。
買い物の目玉に「金」があり、空港ショッピングセンターのほぼ真ん中に店があった。18金、22金のアクセサリーと24金の金塊を売っていた。

金の純度が高くなるほど、黄色みが強く、22金のアクセサリーは日本人には似合わないなあと思った。
アラブ人や欧米人には似合うと思う。何も買わず、また、することもなく、暇をもてあましてシートに座っていた。
スーツケースに入れた本を持ってきておけばよかったと後悔した。
ドバイで乗り換えた飛行機は、大阪ドバイ間のものほど映画の種類は多くなかった。
日本語吹き替えの映画は2本のみだった。また、巻き戻しができなかった。
途中で寝てしまい、ナイロビに到着しても眠ったままで、隣に座っていた同じツアーの多田さんに起こしてもらった。
ナイロビ空港には、予定どおり14:15頃着いたが、車3台のうちの1台が渋滞に巻き込まれて迎えに来ていなかった。

15:30頃3台に分乗して出発した。5人家族で1台、年配夫婦2組と一人参加の70歳の男性で1台。私は30代夫婦、30代姉妹と同乗した。
このグループはツアー中同じである。
ナイロビの町は都会そのもので、走っている車はカローラなど日本車がほとんどだった。
この3月まで乗っていたカローラセレスを見た。もしかしたら、私の車かも?と思い、傷など見たが、違っていた。
大きな公園があり、芝生の上で寝ころんで休日をゆったり過ごしている人々を見た。
街路樹に大きな鳥がいた。ガイドのジョセフさんに「コウノトリ」だと教えてもらった。
日本ではコウノトリの郷公園の様子がニュースになるほど珍重されているが、こちらでは普通に市街地の空を飛んでいるらしい。
道路は信号がなく、ロータリー式だった。
ナイロビは道路がきちんと舗装していたが、ナイロビから離れると、道は舗装はしているものの、穴ぼこだらけになっていった。
そのうち、舗装をしていない土の道になった。
ナイロビでは一般の人々、そして女性も車を運転していたが、田舎に行くと、歩いている人が多かった。
時々、自転車に乗っている人もいたが、ほとんどの人は歩いて用事をしに行くようである。
通行止めの為に遠回り、交通事故があり、また、ホテルがあるナクル湖国立公園入園が遅くなったせいでチェックに時間かかり、ホテル到着は午後8時半だった。
予定ではナイロビ−ナクル間は3時間だったが5時間かかった。
レイクナクルロッジの部屋は大体装備は良かったが、唯一シャンプーを置いていなかった。
今回のツアーで利用したホテルは、すべてバスタブはなくホットシャワーのみ。
ナクル湖以外はシャンプーを置いていて、歯磨き用品は置いていなかった。
夜中にトイレに行こうと電気のスイッチを入れてみたが、電灯はつかなかった。
どのホテルも自家発電で電気節約の為、夜中は電気を切る。朝は4時半頃から電気を流すようである。
部屋に電話はなく、モーニングコールは部屋のドアをノックしてくれる。