第7日目 8月17日(金)

M.Cは5:30。スーツケースを6:15に出し、朝食。キリマンジャロは霞がかかってそれほど美しく見えなかった。
朝日が綺麗に昇ってきたので、そちらの方をメインに撮影した。
7時にナイロビへ向けて出発した。
ナイロビまでは250km。出発して1時間後、私たちの車の後輪がパンクした。
オーバーヒートや泥濘での難儀を思えば、大したことない。15分ほどで片がついた。


車の中から風景を撮ってみた。
放牧は子どもがよくやっている。
多分、ハタオリドリの巣。枝にぶら下がった巣。
蟻塚もっと尖ったものがあったが、うまく撮影できなかった。
前を走っていたトラックの荷台。

途中、1回トイレ休憩及びショッピング。バナナの葉でつくった絵を買った。
ナイロビのカーニバルレストランでアフリカンバーベキューを食べた。
肉の種類は、牛、豚、ラム、七面鳥、ダチョウ。ダチョウは赤身で食感は牛と鳥の間のようだ。
店員のすすめで甘めのラズベリーソースで食べたが、私はそれほど美味しく感じられなかった。
隣の人は美味しいと言っていた。
ここの店の飲み物は、ツアー会社のおごり。
車の調子が悪く、ホテル到着が遅れることが多かったのでお詫びの印ということである。
私は、このときはマンゴージュースを頼んだ。
旅行中、パッションジュース、マンゴージュース、ビールのどれかを注文していた。
ビールはジュースに比べると割安で、かつ美味しい。
植民地時代、ドイツの支配下になり、それで美味しくなったということだ。
レストランの外でアフリカンミュージックをやっている人たちと記念撮影をした。

時間があったが、ナイロビ市内へ入ってしまうと渋滞に巻き込まれてしまう可能性があるのと、
提案されたジラフセンターを希望する人が少なかったので、お土産やさんへ連れていってもらった。
そこは、今までに連れられて行った店に比べて、とてもセンスがよく丁寧に作られた商品が並べられていた。
それに、今までの店は値札が全然貼られていなくて、すべて店員との値段交渉だった。
黒檀で作られたライオンの置物、ビーズのペンケース、油絵を買った。
レシートはすべて手書きで、店用と客用に2枚書くので時間がかかった。
アフリカ流の「ポレポレ(ゆっくり)」がここでも発揮されていた。
ナイロビ空港までは結構遠かった。
空港の売店でコーヒーとチョコレートを買った。
これらの品物の包装紙には「Out of Africa」と書かれている。
これはアカデミー作品賞をもらった映画の題名である。
日本名は「愛と哀しみの果て」。
メリルストリープとロバートレッドフォード主演であり、私は今回の旅行前に借りて見た。
原作本を中古購入して読みかけていて、旅行にも持ってきたが、結局ロッジでは読んでいない。
17:15に向けて飛び立ち、5時間でドバイに着いた。

第8日目 8月18日(土)

ドバイでの待ち時間は約2時間。
金製品を買おうか物色してみたが、今、金価格が上昇しているので得する気分にならないと思い、買うのをやめた。
また、お菓子など大量に買っている人が多かったが、荷物になるのが嫌で結局何も買わなかった。
飛行機に乗り込むと、眠気が襲ってきたが、がんばって起きていた。時差ぼけ解消のためである。
1時間ほどで食事サービスが始まった。チキンカレーが美味しかった。
その後も、映画を見ていた。しかし、強烈な眠気が襲ってきて映画の途中で寝てしまった。
4時間ほどで目覚めて、先ほどの映画の続きを見た。
そうしているうちに、2回目の食事が出された。
和風味の鮭とチャーハンが美味しかった。
関西空港には17:20に到着した。いつも思うのだが、関空に着くといつもホッとする。
入国ラッシュのピークかと思っていたが、それほど混んでいなくてスムーズに入国できた。
外へ出るとムッとした。後で聞くと、日本はここ数日、日本最高気温が更新されたり、熱中症で亡くなる人が続出したらしい。
ケニアは涼しく湿度も低く、ホテルでは快適だった。

写真をパソコンで見ると、初めの方のISO感度の設定し直しを忘れていたり、ライオンの写真のピントがずれていたりと失敗があった。
うまく撮れた写真もあるが、まだまだである。
鳥と動物の図鑑、地球の歩き方を旅行後買った。
そして、アフリカを再訪したいなあと思う日々である。