マレーシア・シンガポール

1月3日 4日目 シンガポール観光A


観光最終日。 出発時刻が遅かったので、朝食後、再びラッフルズホテルへ行った。朝だったので、ショップに近い中庭は、昨晩大勢の人が食事していたが、誰も居なかった。何枚も写真を撮った。ここでロケしたドラマを見たことがあり、ずっと憧れていた。いつか、ここに泊まってみたいものである。
 
 泊まったスイソテル・ザ・スタンフォード
シンガポールで一番の高さ
 ラッフルズホテル
   
   
   

9時出発。バスはマーライオン公園で下車。コロニアルな建物を見ながら歩いていくと、蛇遣いのおじさんがいた。5シンガポール$だそうだ。数人が白蛇を首に巻いてきゃーきゃー言いながら写真撮影。私は沖縄で蛇を巻いた写真があるのでパスした。ラッフルズ卿上陸地点には像が建っていた。川の向かいに低層のカラフルな店が並んでいて、その背景には高層ビル。






マーライオンに再度会った。ツアー全員で記念撮影。プロのカメラマンが撮ったもので綺麗に写っていた。880円で購入した。


富の噴水に行った。ショッピングモールの中庭にあった。噴水の周りを右手を濡らしながら3回まわる。幸せになるそうだが、バッグがビショビショになった。上から降ってくる部分も入れれば、世界最大らしい。上から降らすのは時間が決まっていて、次は12時とのこと。


寝具専門店に連れて行かれ、入るとすぐに滑舌のよい日本人男性からテレビショッピングみたいなゴム製枕の説明を受けた。全く買うつもりはなかったのに、その説明が納得できたことと、TV世界不思議発見で紹介されたことと、寝心地が良かったので、14000円の枕を買った。私は普段、低反発枕を使っているが、ゴム製枕は高反発で、その長所はへたらないこと。肩こり防止用といびき防止用があった。

宝石店の入り口には「宝石城」と書いてあった。マイケルジャクソンやジャッキーチェンが来店したときの写真が飾ってあった。指輪を買った人1名とネックレスを買った人1名。免税手続きの書類を書いてもらっていた。私は、色々見てみたが、特に欲しいと思うようなものがなく、また、品物の善し悪しがわからないので買うことはなかった。

マリーナベイサンズのショッピングモールへ行き、集合場所の3階グッチを確認し、反対側のフードコートまで連れていってもらった。そこで解散。約1時間半の自由行動。各自、昼食を食べることになった。私は、たまたま、36歳の女性と2人で食べることになった。ガイドおすすめのココナツカレー麺(ラクサ)を食べた。チキンが麺の上に乗っていて、見た目どうかなあと思ったが、食べてみると、それほど辛くなくマイルドな酸味があり、美味しかった。


ショッピングモールは巨大で迷子になりそうだった。世界のブランドはほとんど揃っているのではないかと思われた。中心に川が流れていて、ボートに乗っている人たちがいた。いくつかの店に入ってみたが、どうも買おうという意欲がわかず、ブラブラするだけだった。やはり、買うなら下調べをしておく必要がある。以前みたいに衝動買いはしなくなった。小池百合子さんがつけているネックレスみたいなのがあれば買ったかもしれないが、下調べをしていないので見つかるはずがなかった。


集合場所に行くと、3〜4人がカジノに行っていた。スロットをやったらしい。外国人だと、簡単に入れたそうだ。10ドルを100ドルにした人がいた。私もやってみたらよかった。また、ずっと紅茶専門店でお茶していたペアもあった。ちなみに、私はラスベガスとリマでスロットをしたが、あっという間に負けている。(〜15:15)


雨がやみ、マリーナベイサンズスカイパークから展望できそうになった。先ほどまで雨が降っていた。雨が降っていると、展望台は閉鎖するそうで、もしそうなったら非常に残念だと思っていた。エレベータで56階まで行き、外へ出ると、暑かった。高い場所にあるのに風はあまり吹いていなかった。遠くにマーライオンが見えた。海側にはガーデンズバイザベイが見えた。宿泊客だけが泳げるプールが見え、大勢の人たちがいた。私たちは、そこをバックに写真を撮ってもらった。そこの展望台は、上ってみたら普通の高いビルから見る景色と一緒で、下から見上げる方がワクワク感があった。


マリーナベイサンズからガーデンズバイザベイはすぐ近くに見えていたのに、バスはどういうわけか左回りにマーライオン公園まで行き、グルッと一回りしてガーデンズバイザベイに行った。結構時間がかかった。シンガポールは一方通行が多いのか、それともバスが大きすぎて道を曲がれないのだろうか。ガーデンズバイザベイは、テレビや写真で最近よく見る。新しい観光場所だ。入り口からすぐに、バオバブに似たスーパーツリーが3本。奥に2つのドームが見えた。クール&ドライのフラワードーム。23〜25℃に設定され、地中海沿岸と亜熱帯の半砂漠地帯を再現している。南アメリカやオーストラリアなどに分けて植えている。室内はヒンヤリして快適だった。ガラス張りにして日光を入れている。私は半袖でちょうどよかったが、カーディガンを着ているのに寒いと言っている人がいた。(16:30〜17:00)


次にクール&ウエットのクラウドフォレスト。中心部に高いドームがあり、滝が流れ落ちている。中にあるエレベータで上まで行った。そこからは吊り橋みたいなワイヤ状のスロープを下りてくる。私は平気だったが、後で聞くと高所恐怖症の人は大変だったらしい。下へ下りてから出口まで予想外に時間がかかり、最後は小走りで集合場所まで向かった。(17:15〜17:50)


予定観光場所をすべて見終わって、空港に向かった。

   夜 シンガポールからクアラルンプール乗り継ぎ帰国

シンガポール国際空港に着き、枕やチョコをスーツケースに入れ、逆に機内持ち込み用の荷物を出した。服をトイレで着替える人もいたが、私はTシャツのまま。荷物を自分で預け、出国ゲートへ。ここでは、荷物検査はほとんどの人はしていないが、たまに呼び止められてする羽目になっていた。それで、ペットボトルはバッグに入れたまま、出国ゲートを通れた。後でわかるのだが、荷物検査は搭乗口で行う。

空港は、クアラルンプールの空港より古い感じがした。免税店は少しあったが、想像していたより少ない。少しウロウロしてから、3階のフードコートへ行った。窓口でお金を出して立っていると、店の人に向こうへ行ってチケットを買うように言われたので振り返ると、券売機があった。よくわからないなあと思っていると、お姉さんが近寄ってきて操作をしてくれた。メニューは先に見て決めていたので、そこからは難なくと事は進んだ。チケットが出てきたら番号が書かれていた。しばらく待っていると、銀行みたいに番号が表示されて窓口へ行った。おばあさんが作ってくれたエビ餃子麺青菜スープセットは、安い割にはボリュームがあって美味しく、完食した。

20:20に搭乗口F32集合。21:40発なのでもう少し集合時刻を遅くしてもらいたかったが、予定では21:20発だったので、予定通りの集合時刻としたのだろう。集合してからはずっと、シートに腰掛けて、70代の方2名と自分の仕事についての話をしていた。

搭乗口ごとに荷物検査とボディチェックをすることになっていた。持っていたペットボトルはここで捨てた。見ていると、金属探知機にほとんどの人が引っかかっていた。私も、普段なら引っかかるはずがないのに、案の定引っかかった。手製の金属探知機とボディタッチをされた。しかし、そこで何か見つかるという人は皆無だった。

クアラルンプールまで1時間。出発が20分遅れたので、シンガポールに着くのも遅れた。それで急いで関空行きの搭乗口まで行った。リンギットが100円程度余っていたが、使う時間はなかった。少額だから記念に残すことにしよう。

関空行きも少し遅れて出発した。乗り込むと、眠気が襲ってきて寝た。やがて、声がするなあと目を開けると、食べ物が配られていた。私の横を通り過ぎた後みたいであった。目を閉じていたので、声をかけられなかった。反対側の列を見ると、ちょうど配られていたので、大きな声で飲み物を下さいと言い、白ワインをもらった。隣の人がパイを食べているのをみて自分も欲しくなり、歩いてきた男性CAに言ってマッシュルームパイを持ってきてもらった。お腹が空いているわけではなかったし、夜中なのでどうかなとは思ったが、旅行の終わりなので「もらわにゃ損」という気でいた。その後、また寝た。

朝4時過ぎ、再度、声がしたので、目を開けた。普通の機内食である。和食を選んだ。チキンの照り焼きやソバ、卵焼き、フルーツは食べたが、それが限界。鮭は残した。嫌いではないが、満腹で食べられなかった。コーヒーはいただいた。そこからは寝なかった。私の前の機械は、操作機が点灯せず使えなかった。それでエンターテイメントの操作はできなかった。指で画面タッチすることはできたので、飛行機が今飛んでいる場所だけ表示させておいた。マレーシア航空機はイマイチである。シート幅も狭い気がした。隣に大柄な若い男の子が座っていて、ずっと寝ていたので、そこを超えてトイレに行くのも一苦労した。

関空には遅れて到着した。遅れて出勤できないこともない時刻だったが、1日休みをもらっていたので、帰宅すると洗濯をしてゆっくり過ごした。夜行はやっぱり疲れた。そのまま、出勤すると言っていた人がいたが、私の仕事はそういう点では自由がきくので恵まれている。

マレーシア・シンガポール旅行は、気楽な旅であった。観光地はそれほどでもなかった。買い物は、円安もあって高く感じたので、ブランド品は買わなかった。一番良かったことは、中華料理が多く、美味しかった事。それに一人で行ったラッフルズホテルのロングバー。機会があれば、ラッフルズホテルに泊まってみたい。