2000年8月11日  ダラス

深夜1時前に飛行機は飛んだ。7時間かけてダラスへ。ダラスとリマは時差がないので、着いたときは明るかった。2時間半の空き時間があったのでタクシーで市街に出ることにした。といっても、ご主人が英語ペラペラの夫婦に誘われたからだ。彼は運転手と交渉して80$で郊外の湖まで行くことになった。運転手いわく市街地はしょうもないとのこと。ダラスは見渡す限り平野で、家は皆平屋。土地が安く、日本のように上に乗せる必要がないのだろう。途中、バイクショップに寄った。ご主人の趣味なのかなと思っていたら、実は彼は明石でバイクの輸入代理をしているという。自分でやっているので、こうして夏はいつでも休みをとれるらしい。毎年、家族で旅行しているが、今年は息子が高3で受験ということで夫婦だけで来たらしい。儲かっているのだろうな。だってこのツアー高いから。湖ははっきりいってしょうもなかった。誰もいなかった。本当は、私、市街地の方がよかった。ケネディが暗殺された場所、行ってみたかったな。

ダラスからの飛行機は行きと同じく前のシートに液晶画面がついていて、ずっと見ていた。映画も何本か見た。ほとんど寝なかったけど、これがあったため13時間飽きもせず乗っていられた。頭をあてる部分は自分で角度を変えられるので首枕は要らなかった。ただ、予想通り、行きも帰りもスチュワーデスは年輩の女性ばかりだった。40代〜50代ばかりだろう。私達の担当は100kgはあろうかという肥満であった。だからといって、サービスが悪いというわけではないんだけどね。

ちょっと不安だったペルー。高山病も大したことなく、事件も起こらなかった。念願のマチュピチュもナスカの地上絵にも会えた。ただ、大空を飛ぶコンドルに会えなかったのが残念。現地へ行ってはじめて知ったのだが、アレキパにしかコンドルはないそうだ。この旅はベストツアーで行った。食事は消化がよいだろうということで現地ガイドさんが魚料理ばかり選んだ。ガイドが選ぶなんて初めて知った。白身魚のムニエルがほとんどだった。もっと色々食べてみたかった。でもガイドさんはとてもよかった。いつもニコニコで説明もよくわかった。大阪でお兄さんがペルー料理の店をやっているということで大阪出身の人たちがその店の場所をきいていた。私もきいておくのだった。 

おみやげ