7日目 2024年5月20(日) イスタンブール ボスポラス海峡クルーズ トプカプ宮殿 バザール

午前の海峡クルーズはオプショナルのため、MCはない。6:30に朝食ビュッフェ。出発は7時。スーツケースは自分でバスまで持ち込んだ。

オプショナルツアーには2名を除いた人達が参加した。トルコへ来てから申し込んでいる人が数人居た。旅のしおりには5日前までに申し込んで下さいとあったが、前日でもOKだった。参加しなかった人たちは個人で目当ての物を物色していたみたいだ。

ガラタ橋付近にあるエミノニュ桟橋に着くと見えたモスク

観光船乗り場に着く。



私たちが乗った船

出発
 
絶好のクルーズ日和。随分前に読んだ「深夜特急」にもアジアとヨーロッパの境界という下りがあったなと思う。

新市街のランドマークとなっているガラタ塔。

6世紀初めから灯台として利用していたものを、14世紀にジェノバ人がビザンツ帝国への監視塔に改造した。
その後、牢獄や天文台として利用された。
現在のものは、火事で再建されたもの。



 
青い柵のガラタ橋は1845年にかかった木製の橋が初代。現在のものは5代目。

橋上から釣り糸をたらす人が多い。
 

船はボスフォラス海峡のヨーロッパサイド(新市街)側を通る。
  

 
大型クルーズ船「クイーンヴィクトリア」が停泊していた。ツアーの人たちは、歓喜していた。


上が三角の細長いビルはリッツカールトンホテル。

 
ドルマバフチェ宮殿。19世紀半ば、トプカプ宮殿に代わるスルタンの居城として、建てられた。
共和国樹立後は、初代大統領アタテュルクの官邸となった。華麗な建造物。



所々にこういった店があり、人々が外に居るのが見える。


チュラーン・パラス・ケンピンスキー。1874年より、スルタンの夏の別荘として使われた。
現在のものは火災後再建。高級ホテルとして使われている。

 
オルタキョイ・ジャミィ 1845年完成のオスマン・バロック様式のモスク



 
7月15日殉教者の橋。以前はボスフォラス大橋といったが、2016年クーデター後に名前変更。
1973年、イギリスとフランスにより海峡に初めて架けられた橋。

1988年完成の第2ボスフォラス大橋近くで、Uターン。アジア側近くを進む。


こちら側は、目立った建造物は少ない。何だろう、高い塔があった。


アナドル・ヒサール。アジアサイドにある要塞。
1865年に完成したスルタンの夏の離宮。



 
乙女の塔。海峡入口のアジア側に建つ城塞。かつては灯台として使われた。
昔、王様が占い師が言ったことを信じて、娘をヘビから守るためにこの塔に閉じこめて育てたことから名がついた。

 
旧市街の先端。左前にマルマラ海が広がる

ガラタ橋の前に戻った。
 

約1時間のクルーズを終えて、クルーズツアーに参加しなかった人たちとガラタ橋の上で合流した。


バスに乗って旧市街へ。
 
バスを降り、昼食場所のレストランまで路地をかなり歩いた。

 
メインはミックスケバブ(牛、チキン、羊)。






ツアーの二人がランプが欲しいと言っていた。
電池式の物が欲しかったらしいが、電気コード式しか見あたらなかった。
電圧が日本と違うので、そのままでは使えない。
一人はそれでも買った。電気屋の友人に改造してもらうと言っていた。


グランドバザールへ行った。
 
ヌルオスマニエ門から入る。
中は広く、ガイドさんからは迷子にならないように横に曲がらないことと言われた。
 
メインストリートのカルパクチュラル通りは、高級な店が集まる。



土産物屋さんは混雑していた。ここは安くていいものがあった。
私は、ブレスレットを4つ買った。
突き当たりまで行って戻ってきた。

アヤソフィアの前を歩く。反対方向にはブルーモスクも見える。
 

トプカプ宮殿入口の門。第一庭園から入る。
  

 

まず、ハレムから。
 
入口を入ると、黒人宦官の人形があった。

 
母の部屋。ドーム型天井。ガラス窓と木々の模様。


ハレムは、女性たちの居住地であり、スルタンの母・正妻・側室と皇子たちが暮らした。
唯一、成人男性で出入りできたのは宦官。上は母の部屋。




水洗トイレ


スルタンと家族の浴室 大理石造り


スルタンの大広間。最も豪華な部屋。







外から見る皇子の間


側室の庭から見る

トプカプ宮殿宝物館に入る。
ここは、昨年まで修復中であった。
テーマごとに4つの部屋に分かれている。
第4の部屋から入る。人でごった返していた。
   
 86カラットのダイヤモンド  ターバン飾り
   
   
   
 硯箱 署名道具を入れた 16世紀のもの  
   
   
   
コーランの表紙

時間が限られるので、第4の宝石部屋のほかは、衣装の部屋を見た。
   
   
   

エジプシャンバザール入口。ここは、トルコ名物の食品や土産物が多い。


 
日本語の「エドまっちゃんのみせ」の文字が目に入ったので、興味をもち、中に入ってみた。
日本語ペラペラの店員がいて、いろいろ話してみた。
彼はエドで、漫才師のまっちゃん(松本ひとし)そっくりな店員がいるので、こう名付けたそうだ。
この日、まっちゃんは居ないらしい。

上を見上げると、彼が「もこみち」など日本の芸能人と一緒に撮った写真がいっぱい。
私も、彼とツーショットで自撮りしてみた。

集合場所に行ったところで見たアイスクリーム屋さん。
こちらでは、長い棒にソフトクリームをはさんで売っている。



町中から見るガラタ塔。中へ入らず。




イスタンブールの町並み。

夕食は、空港までの途中のレストラン。旅のしおりに載っていた中華料理が用意されていなかった。タイ料理だった。
ガイドさんが文句を店に言ったところ、席についてから中華料理を用意し始めた。
既にテーブルに載っていたタイ料理は自由にいただけるということで、待っている間に少し食べた。
私は、特に中華料理にこだわりがなかったが、契約違反に関わるらしい。

イスタンブール国際空港到着。
出発までかなり時間があった。買い物しようとトルコリラを残しておいたが、空港の品物の価格は、それまでとは桁違いに高かった。でもトルコリラはほとんど使い切った。

買い物を済ませた後も時間はたっぷりあったので、仲良くなった人と二人で喫茶コーナーでしゃべっていた。


集合場所に行くと、私たちが一番最後だった。