かぜのこクッキング
食育 〜たべることがだいすきな子に〜
幼児期の子どもたちは、たくさんの知識や体験を吸収する力を持っています。この時期に食べることの楽しさや意味、感動を知った子どもたちは、生きることの喜びを知り、自分も人も環境を大切にする豊かな心をはぐくんでいきます。
私たちが願っているのは、この大切な時期から豊かな食体験を積み重ね、おいしく楽しく食べることを自然に獲得しながら成長していくことです。
おかわりちょうだいがうれしくて
「いいにおいがする〜。おなかすいたあ〜。今日の給食はなにかな〜?」とおさんぽから帰ってきた子どもたちが給食室をのぞきにきます。
「○○だよ〜。早く手を洗って食べる用意してね〜」
と言うと張り切って用意をする子どもたち。毎日の給食をとても楽しみにしています。
そして「おかわりくださーい」と大きい声で給食室のカウンターにおかわりしにきます。
中には声をかけるのが恥ずかしくて小さい声になったりする子もいますが、おかわりするのがとってもうれしそうです。
でも時には、はりきっておかわりしたものの食べきれない事もあるんです。“おかわり”がしたかったんですね。 (乳児)特に小さいクラスはボクもワタシも・・・と競い合っておかわりをし 「ぴかぴかにした」と自信満々にお皿を見せてくれる子どももいて“おいしかった〜”“おなかいっぱい〜”という笑顔がとてもうれしいです。
子どもたちにとって大切なことは、自分でつくる経験と食事をつくる大人の姿をみせること。
子どもを通して保護者にも“やってみよう”と思えるような取り組みを給食室から発信しています。
献立
添加物、遺伝子組み換えなど気になる問題はたくさんあります。子どもたちの食材は近くのスーパーから届けてもらっていますが、 野菜や果物だけでなくすべて“国産で”とお願いしています。
そしてできる限り旬のものを取り入れ、素材そのものの味を知ってもらうため薄味を心がけています。
献立で1週目に苦手な物があって食べられなくても、 2週目にはある程度慣れて食べられるようになってくるので、2週間に1セットの献立にしています。
アレルギーの子の給食
卵、牛乳、小麦などのアレルギーの子どもたちの給食も給食室で作っています。米粉の蒸しパン、焼きそばのかわりの焼きビーフンなど代替食品もつくります。
これがダメなら他の何で似たようなものをつくれるのか・・・と考えたり工夫したりするもの楽しいです。
アレルギーを持つ子どもの安全を第一に考えながら、みんなで一緒に食べる楽しさを感じてもらえるようにしています。
これからアレルギーを持つ子どもたちが増えてくると、どこまで給食室で対応できるかわかりませんが、
保育者が配慮しながら、同じテーブルで給食を楽しむ生活を大事にしたいと思っています。
クッキング
かぜのこでは「クッキング」と名付け、保育内容や活動と結び付けて「つくって食べる活動」を取り入れています。砂遊びやどろんこでの作成能力を、お団子やハンバーグに結びつけたり、 自分たちで栽培したものを調理することで、栽培活動そのものをより楽しくできます。
そして運動会や発表会の「がんばったねクッキング」など行事と結び付け、自分たちで作って食べることを大事にしています。
また、園全体での「お楽しみクッキング」と名付けた、流しそうめん、ぎょうざパーティー、やきいもパーティー、手打ちうどん、豚汁パーティーなどもあります。
自分のクラスだけではできないことを、園全体で取り組んだりもします。
クッキングをすることで、目的を見通す力、手順や段取りを考える力、手や道具を操作する力、他者と協力する力など総合的に要求されます。
乳児でしっかり手を使ってちぎる・むく・こねる・丸めるなどをして、
幼児でその手を使って道具を使うようになり、年齢にあった道具を使っての「つくってたべる活動」は子どもたちにとって、とても楽しい、魅力のある活動になります。
保育園で担任と一緒に、時には給食の先生に教えてもらいながら、クッキングをしていますが、保育園でやったことをもう一度家でもやってみたいという気持ちになってくれればうれしいです。
家庭で大人と子どもがともに生活をつくっていくきっかけになればと願っています。
お腹がすくための生活リズム
食事の時間にちゃんとお腹がすいている事が大切で、おいしく食べるためには空腹が大切。保育園では午前中にさんぽなどでしっかりと体を使ってあそび、お腹がすくリズムができるよう取り組んでいます。
お弁当給食
年度も終わる頃、進級を楽しみにしながら、給食をお弁当箱に詰めて春を探しにさんぽに行きます。
食器
一般的に使われているプラスティック製の食器は、傷がつきやすいものの割れなく軽く扱いやすいですが、プラスティックと陶器の食器では、お汁を飲んだときの触感がまったく違うで、
子どもには伝統ある陶器の本物の味を味わってほしいと思っています。
また陶器は重くわれやすいですが安全であり、食器は割れると言うこと、物を大切に扱う事を学んでほしいと思い陶器を使用しています。
3歳以上はランチョンマットを使用します。
