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クヌッセン機関長遺徳顕彰会による献花式に参加 |
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2月9日デンマーク人ヨハネス・クヌッセン機関長の献花式が、ヨハネス・クヌッセン遺徳顕彰会の主催により、美浜町日の岬パーク内にあるクヌッセンの丘で行われました。デンマークチームを歓迎応援する会のメンバーも彼の好んだキンセンカの花を献花し、機関長の勇気ある行動を称え、めい福を祈りました。 | ![]() |
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「デンマークチームを歓迎・応援する会」の谷村会長がクヌッセン機関長の胸像に献花し、遺徳を称えると共に、会の発足を報告した。 |
「歓迎・応援する会」のメンバー(日高・美浜両町商工会青年部員)も次々と献花した。 | ![]() |
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その後「歓迎・応援する会」のメンバーは、日高町の田杭にあるクヌッセン機関長の遺骸、ボートの漂着の地を訪れた。 |
人種と国境を越えた海の勇者「ヨハネス・クヌッセン機関長」
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昭和32年2月、神戸港に向けて航海中だったデンマーク船エレン・マースク号は、午後9時頃に日ノ御埼灯台の沖合で火災を起こしている高砂丸(徳島県の木材運搬船)を発見しました。天候は悪く海上は大荒れであったため救命ボートは近づけず、綱をつけたブイが投げ入れられ、高砂丸の船員がそれをたぐり、救助される途中に遂に力尽きて、海中へ転落してしまいました。それを見ていた1人の船員が自らの命もかえりみず、果敢にも荒れ狂う海に飛び込みましたが、残念ながら波にのまれてしまいました。それが、ヨハネス・クヌッセン機関長その人でした。 |
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