梅干しは、本来白干しのすっぱい梅か、
シソ漬けの梅干しで食べるのが、一番自
然だと思うのですが、それでは、一般の
人には抵抗があるようです。一番参考に
なりそうな白干し梅の調味例を調べてみ
ましたので一度お試しください。
この時期NHKの雑誌(今日の料理)も
参考になります。

時代はスローフード、一手間かけておいしく、
安全な食事を 
    

     

(1)      味梅

白干し梅(塩分18%)       500g         かつおだし汁                 150cc

白梅酢(塩分18%)          100cc           さとう                       100g

みりん            おおさじ 2杯         しょうゆ                      少々

米酢             おおさじ 2杯         はちみつ                  おおさじ 2杯  

焼酎(35度)        おおさじ 2杯

梅干しは水につけ、3回くらい変えながら半日塩抜きをする。(冬季はぬるま湯を使う)水を良くきり陰で乾かす。

調味液は、はちみつを除き、なべ(ステンレス製または、ホーロー)に入れ一煮立ちしてからはちみつをくわえます。

さめてから焼酎を防腐剤として加え、それに梅干しを漬け込む。小粒(M.L)で3日、中粒(2L)4日、大粒は4〜5日

で液から出し、別容器で保存。すぐ食べられます。

(2)      かつお風味

味梅                   適量         かつおぶし                      適量

みりん                  少々 

先の味梅が出来上がったらフライパンでこがさないようにかつおぶし(けずりぶし)を煎りみりんを少し加えて、

味梅と一緒にまぜておく。(鰹節を入れると日持ちが悪いので一週間くらいで食べきるりょうだけにすること)

(3)      昆布

白干し梅(塩分18%)       200g         さとう                       50g

みりん                 50cc         しょうゆ                 おおさじ 1杯 

だし汁              1.5カップ         きざみ昆布           5g(だし昆布でもよい)  

2回ゆでこぼして塩ぬき。昆布は細かく切って水1.5カップにひたしておく。なべに昆布とだし汁、調味料を入れて

一煮立ちし、梅干しを加えて20〜30分や弱火で煮る。そのままさまし3日くらいおき、しるをしぼってから容器に入れ

冷蔵庫で保存する。漬け汁は和え物、煮物に利用する。

(4)      はちみつ風味

白干し梅(塩分18%)       100g          はちみつ                      50cc

焼酎                  20cc 

うめぼしは2〜3回たっぷりの湯でゆでこぼして塩ぬき。はちみつと焼酎の液に3日漬け込み、別容器に取り保存。

(5)      いわしの梅煮

いわし(中)               8尾          酒                           40cc

みりん                 40cc         さとう                   大さじ1〜1.5杯

白干し梅(塩分18%)       小4個          水                            少々

いわしは頭と内臓をとり、うろこも良く洗っておく。なべに調味料と少々の水を入れて煮立て、いわし、梅干しを入れて

中火で煮る。こうすると魚の臭みがぬけ、梅干しの酸で骨も柔らかくなり、おいしく煮あがる。梅干しもおいしい。にあが

ったら、そのままさまし、梅も添えて器に盛る。なべはステンレス等を使用してください。青物の魚を煮るときは、臭みを

消し骨まで柔らかくなる。ずいぶん昔から煮魚に使われていたらしい。

                                                梅干料理研究会発行健康梅干料理梅干百珍より抜粋

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