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[49] 勇気を持って誠実な対話でDRと 10/01(Fri) スタッフ 2004年10月01日(金)00時58分40秒

会報3の中川DRのコメントより
「100人以上の患者さんの治療を行なってきました。以前は日常外来でこのような患者さんを診ることが、最も苦手でした。すなわち自覚症状の訴えは多い、神経学的な異常所見は乏しい、すでに他院でMRIなどの検査を受けられ異常なしと言われていると。
私に出来ることはほとんどなく、難しいですねと言うことくらいしかなかったのです。外来をされている脳神経外科(他科でもあるとは思いますが)の医師であれば、同様のご経験は必ずあると思います。
 篠永先生のお話を伺った時に、即座に思い当たる患者さんの顔が浮かびました。また2度の脳MRIを行いながら、異常なしと私が診断していた身近な友人(頭痛・ふらつきなどで悩んでいた)も脳脊髄液減少症であることが判明しました。このように考えれば、私自身もかなりの患者さんを知らずに見過ごしていたことと思います」
 
皆さん 殆どDRは心の底でこうおもってくださっていると思います。 世界一の医学誌で論文が認められ、外傷による髄液漏れは常識になった。あとは我々の粘り強い誠実なDRとの対話だ。



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