

質問:鞭打ち(むちうち)って病気の名前?
答え:病名ではありません、症状です。
【症状】
近年日本では年間100万件以上の交通事故が発生しています。実に30秒に1回は日本のどこかで交通事故が発生しています。当然、交通事故にあった方が、全員、「鞭打ち症」になるわけではないのです。また交通事故以外でも、身体に外部からの強い衝撃やスキーやスノーボードというようなスポーツでも、「鞭打ち症」になる可能性があります。「鞭打ち症」は外傷の起こり方から来た言葉であります。衝撃により身体が鞭のようにしなり発生するところからそういわれています。つまり病名ではないのです。また面白い点は、寝違えたり、自分に心当たりがなくても、肩が張ったり、凝ったりすることで鞭打ちになってしまったりするという方もいます(一般的に、肩が凝ったり、張ったりすること自体「鞭打ち症」と総称する場合も多いようです)。
医学的には、各椎体、靱帯が過伸展損傷、過側屈損傷、過屈曲損傷によりおこる頚部の頚椎捻挫をいいます。もう少し簡単に説明しますと、頚椎というのは7個の骨で形成されています。その各々の可動域は決まっております。それが外部ストレスにより可動域を超える衝撃が頚部に加わり起こる頚部の捻挫であり、筋肉や靱帯などが伸びているか断裂している状態をいいます。
