« ご来場ありがとう!! | Main | おばちゃん北海道に初上陸! »
2005年03月01日 | 【 3.月刊『お前だえよ!』 】 |
しそまる的無性に食べたくなる逸品~お昼編~2005年3月号
あったかくなって来ると食欲も当然増してくるものです!今回は、僕が無性に食べたくなる‘食‘を紹介したいと思います。
不意に無性に食べたくなるもんっていうのは決して贅沢なものじゃなく庶民に根付いた、口が慣れ親しんだ味なのです。
お昼時、「今日は何食べよかなぁ~」とあてもなくご自慢の原付で和歌山市内を流している時は僕にとって至福のトキである。天候や体調、夕べ食べたものなど鑑みて自分なりに選別をして行くわけだ。 まず和歌山駅東口近くにある、うどん屋の「いずみ」。このお店は昼時しかしていない。知る人ぞ知る人気店だ!決して広くない1階の店内は、正午にもなれば瞬く間にお客に埋め尽くされ、二階の大広間に通される。
自由業の僕なんぞ、「いずみ」へ行くときは、すでに朝から心に決めてビジネスマンたちをあざ笑うかのかの如く正午前に入店を果し、ゆっくり頂く。そして食べ終わった頃、満員状態の店内から身を引くという贅沢なスタイルをとるのである。まず、店内に入ってびっくりするのがメニューの少なさである。‘釜揚げ‘と‘きざみ‘の二種類だけ。いずれも‘大‘と‘小‘とがあるが‘小‘でも十分大人一人前。腹いっぱいになる量である。
入魂の二品はどちらもはずれなし! ちなみに夏限定の‘夏うどん‘も決して期待を裏切らない。大将の黙々と厨房で麺を切る音を聞きながら食べる僕は、‘きざみうどん‘のファンである。鉢いっぱいのうどんとお出汁。トッピングにきざんだアゲとカニカマが。付け加え、きざみ生姜とネギが小皿に沢山盛ってくれるのが嬉しい。それを全て入れてズルズルっと頂く。太さがマチマチなのが何とも味がある。あ~たまらない!それを食べ終わった後の満腹感はもう病みつきになる。和歌山に住んでてよかった!実感するんよなぁ~
続いても麺類。今度はぶらくり丁と北ブラの間にある‘勝来亭‘という中華のお店。
扉を開けると左手に何故か‘カブトムシ‘や‘クワガタ‘あるのに目を奪われる。
店内には大衆中華の老舗を感じられる味が溢れている。そして半円形に広がるカウンターに腰を下ろすと目の前には人情溢れるおばちゃんがやさしく「なにしょう?」と少々早口で問いかけてくる。一見、どこにでもある大衆中華店だが、この店は、僕的には完璧な味。つまり肌に合ってるので大変気に入ってる。おすすめは‘もやしソバ‘。太もやしを丁寧に一本一本、髭ととってあるから歯ごたえがとってもよい。そしてお好みで入れてくれるラー油も手作りなのがグット! 注文し、出来上がるまで新聞に目を通してると「これ摘んどきなぁ」とおばちゃんがタッパーに入った手製の漬物を出してくれる。「ありがとう!」とボリボリ、こんこを食べてるとボリュームある‘もやしソバ‘がそのうち出てくる。
鶏がらベースのこだわりがいっぱい詰まった汁ソバを頂いてるとそこにまたまたおばちゃんが「一口やで」とごはんをだいたい半膳入てたのを出してくれる。これは常連さんだけなのか?と思ってたらそうでもなさそう。このちょっとした気遣いが客としてはとっても嬉しい!お腹だけじゃなく気持ちまで満腹にしてもらって、これ550円である。勿論、他もメニューもいいのだが、この店で‘通‘と呼ばれるのは‘釜揚げ餃子‘を注文する事だろう!それは、お品書きにはない隠れメニューだから。知って書いてないのか以前、書いてたんやけどマジックが消えてしまっているのかはわからないが。
茹で上がった餃子にネギたっぷりかけて出てくる。これはもう下町の逸品!もやしそばとこの餃子をたのんでも1000円いかないというんだから安いわなぁ~
僕がおすすめの‘無性に食べたく味‘そこには、お品にかけるこだわりとお客さんへの温かさを感じる。深いよ~和歌山わ~
Posted by sisomaru at 2005年03月01日 23:54
よせられたコメント
あでぇ~ うれしいわいしょ!! 2店舗共私が好きな店やいしょ
特にいずみは最高やいしょ 私は釜揚げの大ファンです!!
ここのメニューは小サイズでも十分一人前あるさかい
ポンポン(お腹)一杯で満足満足ですよ~~
釜揚げのゆで汁も飲んだら美味しいですよ!!
ここの大将は気さくやし愛想もええし 店員のおばちゃんも
飾らん雰囲気が大好きです 電話で予約入れる人も多くて
「はい うどん屋です」という言葉に癒されますなぁ~
大田の住宅街にあるさかい隠れ家的な雰囲気もいいね!!
私も行くときはいつも11:30頃店に入ります
日曜日に行ったときはそれでも満席の時あるし 平日は
近所の常連さんが次々来ますね ええ店です(笑顔)
Posted by: メディア小僧 at 2005年03月03日 05:05