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2006年11月12日 | 【 3.月刊『お前だえよ!』 】 |
はまってます!誰もがうらやむ温泉旅館の日帰り昼食プラン
以前にも増して、仕事柄色んな人と会う機会があり嬉しくもありもったいなくとも思います。現在レギュラーで演らしてもらってるラジオやTVなんかでも沢山のゲストの人がお越しになられるが、実際こちらの気持ちとは別にゆっくりお話を聞く事も出来ない訳です。
しかしながら、この和歌山の田舎町でいろんな思いをもって活動されている方が居てるんやなあ~とただただ関心する毎日です。
そういう、人たちに沢山の刺激を受けるのも大変結構なんですが、「たまにはゆっくり・・・」
したいと思う昨今、暇を見つけてはまっている事は自転車に乗ってサイクリングする事と、温泉に行くこと。
実は最近、普段中々行くことの出来ない高級旅館の温泉でゆっくりする事に味をしめてます。 しかし一泊ウン万円もするようなところはかなり気合が入るもの。
とはいえ、料理やサービスを妥協してまで行きたくない。そんなわがままに応えてくれるのが「日帰りプラン」なん。温泉に入って、ちょっと贅沢な昼食を食べる。調べてみると、ほとんどの‘良い‘という旅館がこれをやっている。先日、気ままに関西の奥座敷‘有馬温泉‘に行ってきたん。
和歌山から車で2時間半という場所なので行ったことのある読者の人も多いはず。
正午前に有馬に到着した我々一行。平日にも係わらず、東西南北からおばちゃんが集結して賑わっているのを目の当たりにすると人気の温泉を実感させられた。
なんでこんなに有馬が人気なのか?・・それは、お客さまに対する行き届いたサービスなのである。各旅館の料金を見てみても平均的に高く、飛び出る程に高い所も沢山あるのにも係わらずだ。 そんな中、我々は有馬で1・2を争う旅館に車を乗り付けた。
玄関前に着くや否や、満面の笑みの男性スタッフに「日帰りプランってありますか?」という問い「はい!」「あの~お幾らぐらいですか?」とこちら。「¥6500からです!」
普通なら高いようにも思える金額だが、納得した有馬の最高級旅館に「案外安いなあ~」
と小金持ち気分の一行。戸惑う事なく、自動扉をくぐるといきなりお上品な御香の香り。
そして、これまたお上品な着物姿のお姉さん方が「さーお疲れさまでございました!」と何の予約のしていない、何処の馬の骨とも分からない飛び込みの我々をもてなす。案内されるがまま、ロビーのテーブルに着くと、すかさず見るからに美味しそうな和菓子やお茶が目の前に現れた。
お茶を飲もうとすると、相方がしかめっ面で首を横に振る。「あの~お値段なんですが・・」
とキャンセルしにくい雰囲気の中切り出すと、なんとお風呂とお部屋での休憩だけの金額という事が判明。そこに「お料理は?」と聞くと「大体1万円ぐらいから承っています!」
自身たっぷりの笑顔のスタッフ。「・・ちょっと相談します!?」とシンキングタイムを要求する我々。当然協議の結果、ナンボなんでもお昼で1万65000円からとは???という結論に達し、逃げるようにその旅館を後にした。結局大型旅館では、ありながら丁寧な対応が定評のある‘有馬グランドホテル‘に落着いた。部屋食ではないが、綺麗なお庭を眺めながらレストランで洋・中かどちらかのコースと最上階の高級温泉に浸かって、¥6000!。新設したばかりの温泉から見える有馬の山々に芯から温もる。当然、石鹸にシャンプーもリンスも、バスタオルもドライヤーやマッサージ機まで使い放題。ゆっくりした後には、よく冷えた黒豆茶のおもてなしまであるのである。気がつくと、すっかり夕刻前、今度来るときはきっと泊まりたいと一同話しながら笑顔で手を振ってくれるホテルを後にしたのであった。
Posted by sisomaru at 2006年11月12日 00:20