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2007年02月10日 | 【 3.月刊『お前だえよ!』 】 |
現代のヒーローをみた!~大阪プロレス、ミラクルマン地元凱旋興行より~
僕の正月はドーンと大きなマリーナの花火を目の前に幕開けしました。
マリーナシティのカウントダウンの賑やかしさせてもらって今回で12回目。・・という事は皆勤賞な訳です。きれいな花火を目の前に多くの人達と新年を祝福出来るってとっても素敵な事!和歌山っていいなあ~って実感します。
‘和歌山‘ってキーワードで色んな人と出会う。‘和歌山弁落語‘を看板に東名阪ツアーを毎年行い県外へと足を伸ばすと、来てくれるお客さんはそれだけで和歌山トークに華が咲く。こんな瞬間、生きがいを感じ楽しくなるのである。
先日、年明け間もない1月3日に僕は西宮市鳴尾浜にある体育館へ出かけた。
この日は、大阪プロレス所属のミラクルマン主催の地元公演だった。
以前から、さしてプロレスに興味が無かったんだけど行き着けのBarココ2ndのマスターが大のプロレスファンであり、各種団体のレスラーたちも和歌山で試合があると立寄る、その筋では名の知れたお店。そんなご縁で和歌山出身のレスラー達もこの店で酒を酌み交わし仲良くさしてもらってる訳です。全くプロレス素人な僕にも優しく接してくれるハートある地元レスラー達です。その一人が有田川町出身アジアンクーガー選手。団体主催の興行が多い中、彼は‘もっと身近に!‘と地元で団体の枠を超えて自主公演をコンスタントに行っている。それがとっても彼らしくアミューズメント性豊かで個性的なのである。
畑は、違えども何だか似かよった所があると勝手に思ってる僕。そんな彼と、ある日同席してたのがミラクルマン。丁度、その日はココの忘年会で僕も遅ればせながら伺うとサービス精神旺盛なクーガーが紹介してくれた。最近、大阪プロレスに所属のなったクーガーが、年明けのミラクルマンの興行を熱く語っていた。そんなこんなで、初大阪プロレスとなったのでした。体育館のど真中に大きなリング。それを囲む様に客席が並べらている。
入口付近では、数多くのグッズが若手レスラー自ら販売している。僕は、リング前3列目に腰を下ろした。そしていよいよ開始!オープニングは、地元よさこいチームの演舞でミラクルマンを盛り上げる。こういうのが地元らしくて気持ちいい。続いて、選手紹介のコーナー。出場選手が一堂にリングに上がりお客さんにご挨拶。これも他の団体では無いところであろう。スーパー・ドルフィンやくいしんぼう仮面、タイガースマスクにフラッシュ・ムーンと大阪プロレスお馴染み選手がミラクルマンの為に盛り上げる。
もちろん、メイン試合では、クーガーも出るがこの時には出てこなかった。多くの団体がある今のプロレス界だが、ここには‘・・らしさ‘がしっかりと徹底されている。全試合時間は、2時間半。前半は、お笑いたっぷりの仕掛けで飽きささず後半は、場外乱闘アリの激しいバトル。多くの子供たちの目が釘づけになっていた。かっこよさや愛くるしさ、色んな可能性をリングで表現している夢いっぱいのまるで遊園地の様だ。終了後、ミラクルマンがマイクを持ち、地元の人に感謝のコメントを言ってる姿になぜか胸が熱くなった。子供達にとって夢が少ない現代に身体を張って立ち向かう彼らって本当のヒーローなのかもしれない。
僕は、年明け最高のショーに舞台人として意欲をいっぱいもらったヒトトキでした。
よし!今年もがんばるぞ~
Posted by sisomaru at 2007年02月10日 00:52