海 外 か ら の 報 告


海の向こうから送られてきたこの貴重な情報を私たちは重く受け止めました。
「少しでも役に立ててほしい」との思いから、このような詳細な記録を送って下さったボリンジャー
ご夫妻に心から感謝を申し上げるとともに、ここにカレブくんの記録を公開させていただきます。
心筋炎の早期診断、早期治療の大切な一歩となることを願って・・・







天使たちのメッセージは海を越えて・・・

1999年4月、私たち8人の母親に託された、あの子たちのメッセージが海を越え、1人のアメリ
カの母親の元へ届きました。
送られてきたメールには、愛らしい笑顔の男の子。しかし、この時、カレブ=ボリンジャーくんは、
その笑顔の裏で懸命に心筋炎と闘っていました。

カレブくんに残されたたった1つの望み、「心臓移植」。
快復を祈ったのは私たちだけではありません。
「天使たちからのメッセージを届ける会」やこのホームページを通して、たくさんの子を思う親御さ
んたち、幼稚園、小学校、中学校に通う子どもたち・・・
いろんな人々から寄せられた想いを千羽鶴に込め、見守ってきました。

しかし、数カ月後送られてきたメールには、カレブくんが天に召されたことと、多くの方々への励ま
しへの感謝が綴られていました。
ボリンジャーご夫妻はその後、新しい生命の誕生に恵まれました。
レイチェルちゃんは、カレブくんによく似た愛らしい丸々とした赤ちゃんで、悲しみの中にもボリン
ジャーご夫妻が得ることの出来た幸せに心がとてもあたたかくなりました。

それから後、再び送られてきた近況に、私たちは言葉を失いました。
『レイチェルちゃんが、カレブくんと同じ心疾患を持っている・・・。』
遺伝によるものなのか、、それともただの偶然なのか・・・
ボリンジャーご夫妻の不安は、そのまま私たちの不安、恐怖となりました。

ボリンジャーご夫妻から届けられた数々のメールは、私たち残された親に大きなメッセージが込めら
れているように思います。

子供を思う親の気持ちには国境などありません・・・。
1通のメールを通じてカレブくんと一緒に同じ時間を過ごせたことを私たちは幸せに思っています。

ボリンジャーご夫妻と出会い、私たちは大きな希望を持つことができました。
またほんの少しの時間でしたが、カレブくんへ私たちの思いを伝えることが出来たことを幸せに思っ
ています。

カレブくんが天に召された後も、私たちはボリンジャーご夫妻との交流を続けたいと思っています。




希望はメールに託されて・・・

心筋炎に関する経験と情報をありがとうございます。
私たちはロサンジェルスの近郊に住んでいます。
心筋炎について日本ではどの様なことが知られているか見つけようと探していた所、主人がこのHP
を見つけました。
私の長男カレブも(1月に2歳になったばかりの)3月9日にICU入院して、心筋炎であることを
知らされました。
10日間入院して命は取りとめたもののこの先どんなことが待ち受けているのか少しでも知りたいと
言う思いでいっぱいです。
幼い子供たちが突然、親のもとから取り去られてしまう悲しみ、私の胸にも突き刺さりました。
カレブが入院し、医師たちに状況を知らされ、親として覚悟を決めました。涙が枯れるまで泣きまし
た。
幸い薬が効き日に日に回復していくのをみると喜びで満たされました。
しかしその反面、10日後に退院して本当にそれで良いのか不安でなりませんでした。
これだけ大変な病気と言われ、命にも関わると言うのに家に連れてきていいのか、そして、母親のわ
たしが看護婦でもないのに病状が悪化したらどうしたらいいのかなど思いを巡らせ今日にいたってい
ます。
入院した日から今日でちょうど一ヶ月ですが、病気発見前の元気のないカレブに比べたら、心臓に問
題があると誰一人として気づかぬほど元気です。
でも、この次風邪をひかせたりしたら命に関わる事態になると言われているので油断はできません。
私たちが、恵まれていると医師に言われたのは、地理的に心臓移植を行っている有名病院が1時間以
内に行ける距離に3つもあるということです。(Loma Linda、UCLA、USC)
それと同時にこの分野に詳しい医師も周りに多いのではないかと思います。
そうでなかったら、ICUに入ったとき、すぐに適切な処置はできなかったことでしょう。
数ヶ月前日本から心筋炎の子供がUCLAに送られて来て、心臓移植をして成功したはなしを聞きま
した。
私の願いは、アメリカに居ながら日本にいる心筋炎の患者をもつ家族のみなさなのお役にたちたいこ
とです。
また、この病気の犠牲となった、子供たちの死を無駄にしてはいけないという思いは同じです。
そして、家族を亡くした方々の心が癒されることをお祈りします。




1999年5月
ダンさん         実穂子さん
ネータンくん(二男)1歳  カレブくん(長男)2歳




ボリンジャーご夫妻のご協力を得て・・・

はじめに私たちの長男のカレブが心筋炎にかかっていると分かったのは、1999年3月9日のこと
でした。
全く予期せぬ診断に私たちはどうしてよいか分からず、ただ、ただ神に祈ることしか出来ませんでし
た。
幸い発見直後に適切な処置と治療が行われたため、現在薬に助けられ心臓に問題がある子供とは思え
ないほど、元気に生活しています。
ここに、発病から今までの経過をまとめました。
子供を亡くしかけた親として、少しでも天使たちからのメッセージを届ける会の皆様の活動のお役に
たち、また今、自分の愛する子供が心筋炎だと分かり情報を求めている方に希望を持っていただきた
いと願っています。
         ボリンジャー ダン & 実穂子 (アメリカ・ロスアンジェルス)






発症からの経過
1月
 軽い風邪の症状が数日続くがすぐに治ってしまう。
2月
 10日頃から少し元気がなくなり、夜、喉が乾いたと何度か起きる事が続く。
 昼間は元気かと思えば、横になったり機嫌が悪かったりするが、少したてば治ってしまうので、また風
邪のひきはじめとしか思わず市販の薬(Tylenol)を飲ませていた。
 2週間たって、夜中に起きるのと昼間から疲れている様子が不審に思い、また唇の色がしばしば悪くな
ることがあって(チアノーゼ)、前から気になっていたので医師に診てもらうことにする。

3月1日
 小児科の医師に風邪の症状があるのでとりあえず抗生物質と、肺に水が溜まらないようにする薬を飲ま
すよう言われたが、唇の色が悪いのと腹部が膨張したかのようにパンパンになっているのを指摘され、様
子を見てまた数日後来るように言われる。

3月5日
 様子が一向に良くならないので医師に見せると、やはり腹部と目の上が腫れているのを変に思い、腹部
の超音波と肺のレントゲンを撮ってくるよう言われたが、その時は金曜日の午後5時近くだったので、次
の週まで待つことになる。

3月8日
 昼食時食欲があって食べていたが、突然吐き出しはじめ、顔色も悪くぐったりしているので、医師に連
絡し診てもらうが、次の日の超音波とレントゲンの予約まで待つように言われる。
 医師に腹部の癌の疑いがあると告げられる。

3月9日
 朝一番で検査してもらい結果を待つこと数時間、医師から電話があり心臓が膨張しているので、すぐに
ICUに連れてくるように言われ入院。
 その夜、心筋炎(Dilated Cardiomyopathy)であると説明され命に関わる病状であることを知らされ
た。
 また、命が助かっても元の正常な心臓に戻す治療法はなく、薬で症状を押さえ切れなくなった時に最後
に残る手段として、心臓移植があることを告げられた。
 その時医師達が基準とする心臓の強さを表わす数値で(Shortening Rate:35−40 weak、25−
35 abnormal、20−25 severely damaged)カレブの数値は、16だった。
 カレブは点滴やモニターのワイヤーにつながれ、動くことも出来ない程だった。
 心臓の機能を助ける薬は、DobutamineとDopamineが点滴で投与され、体の水分を出す薬はLasix(Fur
osemide)が加えられた。

3月11日
 カレブはぐったりして顔に表情もない。数値は20に上昇。
3月12日
 数値25に上昇。
 体に溜まっていた余計な水分を出してしまうと体重が3日間で2kgほど、一気に落ちてしまい栄養失調
になりかけていたのではないかと心配される。
 口から食べ物を食べていいことになり、食べ始める。
 とにかく体重を増やさないことには病気と闘えないので、起きている時は随時食べさせていた。

3月13日
 食欲も期待以上に出たが、それでもカロリーの摂取が足りないと、鼻からチューブを通して栄養剤を夜
中飲ませ始める。

3月14日
 数値が18に落ちる。
3月15日
 数値が27に上昇。
 ベットから起こして歩く練習を始めるが、めまいがするらしく立つのもやっとのようだ。
 久しぶりにカレブの顔に笑顔が戻ってきた。
 数値が急に上ったのは、薬を変えたかららしいと分かった。
 DobutamineとDopamineの代わりにDigoxin(Lanoxin)とCaptoprilを口から飲ませ始めた。

3月17日
 見る見る体力が回復し、支えられなくても自分で歩き回れるようになる。
3月19日
 数値が22に落ちてしまい心配されたが、予定通り退院。
3月20日
 家に戻りほっとしたせいか、体力が戻り始める。
 薬は、Digoxin 1.2mlを1日2回、Lasix 1.2mlを1日3回、Captopril 6.25mgを1日3回、そして、
血管の詰まるのをふせぐ、Coumadin 1mgを1日1回飲ませている。
 これは入院中点滴がうまくいかず、血管が詰まってしまったためだったが、早期発見により薬で治まり
、念のため2ヶ月程様子を見ることになった。

3月25日
 退院後初めての検診で心臓の専門医Dr.Wの所に行ったが、万が一のことを考え、心臓移植をする
Loma Linda大学病院に見学しに行くようすすめられる。
 カレブの様子も元気になっているかに見えたが、まだ油断出来ないことをよくよく注意される。

4月14日
 検診で前回とは違う心臓の専門医Dr.Sに診てもらった。
 医師が診る限りでは、薬の助けで心臓にかかる負担が減っているので、少しずつ機能が高まっているの
ではとのことだった。

5月12日
 再びDr.Sに診てもらったところ、検査の結果では心臓の大きさも強さもあまり変化はなく、まだ膨
張したままで数値も21にとどまっていたが、これから回復していくことを期待して心臓移植を考える必
要はないと言われた。

5月27日
 Coumadinの代わりにAspirin 81mgを1錠1日おきにとることになる。
6月16日
 定期検診で、体調を診てもらう。次の心電図の結果、心臓が強くなっていたら薬の量と回数を減らして
いくことになると言われた。
使われた薬
Tylenol(Acetaminophen):アセトアミノフェン 子供の歯の痛み止めと解熱効果があるアスピリンの入っ
             ていないシロップ状の市販薬
Dobutamine:ドプタミン 急性循環不全時の心収縮力増強剤
Dopamine:ドパミン 急性循環不全改善剤
Lasix:ラシックス 利尿剤
Digoxin:ジコキシン 強心剤
Captopril:カプトプリル 降圧剤
Coumadin:ワーファリン 血栓塞栓症治療剤
Aspirin:アスピリン 抗血栓薬



医師の見解
 Dr.Wが入院時から退院して数週間、心臓の主治医として診察にあたっていた。
 Dr.Wによると、病気の原因は風邪をひいた時に体内に入り込んだビールスで、はっきりとは分からな
いがコックサキビールスと言う菌ではないかということだった。
 退院した時点では心臓移植を待つ患者のリストにカレブを載せる必要はないということだったが、心臓移
植が行われる施設を見学し、そこで働く専門医や看護婦に会っておくことを勧められた。
 Dr.Wからはカレブの心臓の数値以外、詳しい説明はなかった。
 また、この病気がどんなコースをたどっていくのか聞いたが人によって違うのでなんとも言えないという
ことだった。
 注意することとして、カレブが風邪をひかないよう気をつけ、人込みに連れていったり他の子供と接する
ことを控えるよう言われた。
 Dr.Sがその後、保険の関係でカレブの主治医となった。
 Dr.Sによると、カレブの心臓は左側に向かって膨張していて、通常心臓自体の幅は胸幅の50%程の
大きさのところ、カレブのは、60%前後を占めているとレントゲンを見ながら説明された。
 そして、心臓が膨張しているため弁がよく閉じず、血液が漏れてしまい循環が悪くなってしまっているこ
とや、薬で心臓にかかる負担を減らすことによって、少しずつ心臓が縮小され元の大きさに近くなっていく
はずだという説明があった。
 また、カレブの心筋炎の度合いは発見当初重症だったが、現在は重症から脱出し軽症に近くなっていると
のこと。



親の見解
 まさか自分の息子がこんなことになるとは想像もつかない出来事だった。
 幸い施設の整った病院で、適切な処置をしてもらいカレブの命は助かった。
 風邪としか思ってなかった息子の病気について心筋炎と言う命に関わるものが存在するのを聞いた時涙が
とまらず、何と言っていいのか、何を考えていいのか分からなかった。
 原因不明のビールスに心臓をやられてしまうなんて、納得がいかなかった。
 いつビールスがカレブの体に入ったのかも不明、今後回復するのかしないのかも分からない、どうしても
っと早く病院に行かなかったのかと後悔するにしても明らかな症状がなかっただけに後悔しきれず、ただ命
が助かるように祈り続けた。
 もしかして、カレブにはたった2年の命しかもともと与えられていなかったのではと思うこともあった。
 幼い子供がこの世を離れたら、天国に行くのを信じている。
 そして、その天の国がこの世より遥かに優れた素晴らしい所と信じている。
 私たちが親でこの世でカレブを育てながら、痛みや苦しみを経験させるより、天国に行って神の御前で暮
らした方がずっと良いのではとも思った。
 私も夫もクリスチャンとして生活してきたがこれほど天国の存在を身近に感じたことはなかった。
 でもある時、親の私たちがカレブをこの手で育てさせて下さいと願わないでどうするのかと気がついた。
 その時から私たちの病気に対する態度も変わり、もっと希望を持つことが出来た。
 また、この経験を通して多くの子供たちが心筋炎で命を亡くし、心に傷を負った家族の人たちが居るのを
知った。
 ここにカレブの例を載せることで、適切に処置されれば回復する可能性があるのを知ってほしいと思う。
 そして、天使たちからのメッセージを届ける会の子供たちの死を無駄にしないためにも、今後この病気の
犠牲者を減らすためにも、もっと一般に心筋炎の知識が広められ研究も進んでほしい。



カレブの現状
 心筋炎と診断されてから3カ月以上たった今、カレブはまったく他の同じ年頃の子供と変わらない生活を
している。
 ただ、心臓を機能させることに体のエネルギーが普通より多く使われてしまうため疲れやすく、激しく遊
んだ後などは横になって休むことがよくある。
 また、活発に過ごした日から2、3日してから疲れが出るらしく、そのような日は家で静かにしている。
 今のところ薬の副作用も見られず、身長も体重も標準並みに順調に増えている。
  カレブ君   ネータン君



米国での心筋炎の認知度
 心筋炎(Cardiomyopathy)は、一般的には余り知られていない。
 家族や友人がこの病気にかかり、はじめてその存在を知るといった程度だと思う。
 しかし、医師や看護婦たちの間では知識としてだけでなく、実際に患者がICUに運び込まれて来た時、
どのように処置し治療をしていくか認識されているようだ。
 また米国で、心臓移植を受ける子供たちの半数以上は色々な形の心筋炎(症)が原因だと言われている。
 最後に、ここにカレブの病気発症からの経過について載せていただくことが出来たことを天使たちからの
メッセージを届ける会の皆様に感謝します。
 私も私の家族も活発に働かれている方々を知りどんなに勇気づけられたことでしょう。
 心筋炎で亡くなった子供たちひとりひとりが天国で今、この会の活動しているのを見て喜こんでいる姿が
浮かびます。
 残された家族の方々も心が癒され、この会の発足した目的が完全に果たされる時がくるのを信じお祈り致
します。



心臓移植に向けて・・・


2000年6月
カレブは、今までどおり元気にしています。全く普通の子供と変わらない生活をしているので、心臓移植だなん
て、目に見えない病気だけに親にとっても信じがたいことです。
今の気持ちを言葉ではよく表せませんが、移植によってカレブに生きる道が与えられていることに感謝してま
す。
来週、心臓医と移植の専門医とミーティングをすることになっていて、今後の予定が知らされることになってい
ます。
みなさんも私たちのことを心配してくださってありがとうございます。
千羽鶴を折ってくださると聞き、とてもうれしいです。カレブも喜ぶと思います。私の両親も感激していました。
また改めてこれまでの様子を報告します。




千羽鶴に祈りを込めて・・・

小さな身体でつらい治療に立ち向かっているカレブくんに、会のみんなの願いを目に見える形で届けたいと千
羽鶴を折りました。
一人でも多くの人の願いを届けたいと幼稚園や小学校、中学校の生徒にもご協力していただきました。
みんながカレブくんのことを心配し、すべてがうまくいくように毎日お祈りをしました。




2000年7月

本当に心のこもった千羽鶴を送って頂きありがとうございます。日本でも応援してくださっている方達がいると
思うと、励まされます。
将来のことを考えたり、明日、あさっての事を考えるだけで何が起こるかと不安で仕方くなったり、泣きたくな
ったり、感情的になったり、そんな時に、千羽鶴を見ていしょにカレブの病気と戦ってくれていると思い、頑張
ろうという思いがあたえられます。すでに天国に旅立った子供達の分も精一杯頑張りますから日本から見守
っていてください。

(聖書より) その時、イエスにてをおいて祈って頂くために、人々が幼子たちをみもとに連れてきた。ところが
弟子達は彼らをたしなめた。するとイエスは言われた。”
幼子らをそのままにしておきなさい。私の所に来るのを止めてはならない。天国はこの様な者の国である。
”(マタイ19:13、14)

神はどのような苦しみの時も、私達を慰めてくださいます。こうして、私達も、自分自身が神から受ける慰めに
よって、どのような苦しみの中にいる人をも慰めることができるのです。(第二コリント1:4)

天使たちからのメッセージを届ける会の皆さんもどんなに苦しい所を通って来たことでしょう。でもその経験が
、今、わたしたちの支えとなり、慰めとなっています。子どもたちは天国から見ているでしょうね。本当に
皆さんのサポートと励ましを感謝してます。

カレブは家で元気にしてます。少し体力が劣ってきているのが目立ちだしました。来週、心臓と肺の移植のリ
ストに載る予定です。

皆様の暖かい愛に感謝しつつ、

2000年7月   ボリンジャー 実穂子




小さな戦士・・・

Hi everyone,

 I hope these pictures didn't jam your computer.
We thought you would enjoy seeing Caleb playing with his Thomas trains and watching his Thomas videos. 
He loves the Sodor Crane. 
We took a picture of the Cranes we received from Japan. 
There are two thousand here and more coming. 
Everyone at the hospital likes them. 
Thank you to the schools and people in Japan who participated in making the cranes. 
We are very pleased to receive them.




心臓移植を待つ病院で

ダンさんとカレブくん トーマスのビデオを見るカレブくん
日本のたくさんの子供を持つ親と
子どもたちの祈りが込められた千羽鶴
お気に入りのトーマスの電車で遊ぶ
カレブくん




小さな戦士は英雄となって・・・

カレブくんは小さな身体で一生懸命頑張りました。
ほんの少しの時間でしたが、カレブくんへ私たちの思いを伝えることが出来たことを幸せに思っています。
私たちに大きな希望を与えてくれたカレブくんのことは絶対に忘れません・・・。
カレブくんは、私たち「天使たちからのメッセージを届ける会」の英雄です。
これからもずっと・・・。


2000年10月11日、カレブくんは3歳9カ月の短い生涯を閉じました。

Dear Caleb,
You are a shining star in the face of the sky.
Your light will continue to shine brightly in our hearts for eternity.
We thank God for the radiant joy your little life has shone upon us these last 3−3/4 years!
We weep not for your sake,(for you are in Paradise) but for the sake of those who will miss
you so dearly until we meet again in the presence of the Lord.
      




新しい命の誕生・・・

今まで病気を闘っていた間、皆さんが私達の大きな支えとなっていてくださった事を感謝しています。
私達もHPを是非更新していただければと、思っています。
これから日本でもアメリカでも医療が改善され、心筋炎で助かる子供が多く出てくる事を私達は願って
いますが、その際、心臓移植にならざるを得ない子供達の家族のためにも、私達の経験が参考になれ
ばと思います。

実は、この1年半の経過を記録して、HPに付け加えていただくつもりでした。
しかしこの数カ月どうしても病気の記録を見られない状態が続き、そちらにも連絡できないでいました。
昨日、私の母の家でこちらの日系新聞に心筋炎のことが載ってると記事を見せられました。
そこには、高山さんが出られた、ドラマ(映画)について書かれていました。
それを読んで勇気づけられ、皆さんのしておられる活動の事を考えてるうちにCalebのことも用いても
らわなければという思いが与えられました。

Calebの病気の経過から臓器移植について、また、移植を待つ間の事などを載せる事は、皆さんの活動
の目的を考慮してみて、ふさわしい事でしょうか。
私達にしてみれば、特に日本では臓器移植のプロセスを経験する人は少ないと思うので、貴重な経験を
提供できたら嬉しく思います。
そちらのご意向をお知らせください。

本当に勝手ながら、長い間連絡をしませんでしたことをお詫び致します。
その理由の一つと言っては、言い分けになってしまいますが、11月に妊娠し、数週間前まで、つわりが
ひどく、1日中横になっている様な状態でした。
Calebが天に上げられてすぐ、残されたNathanのためにも、同じ年頃の子供を養子にもらおうと考えた
りしました。
しかし、そう思って祈ってるうちにべービーが与えられ、私達も、周りの友人達も、この子供が生まれる
のを心待ちにしています。


2001年2月  Mihoko Bolinger




2002年8月、ボリンジャーファミリーに、かわいい女の子が生まれました。
名前は、レイチェルちゃん。




喜びもつかの間・・・

皆様お元気ですか。
前回メールを送って、Calebのことを書いて送る約束をしてから、もう何カ月もたってしまった事を深く
お詫びします。
あれから、ずっと皆さんのことを思いつつ、どうしても、病気だったCalebのことを考えたくないという思
いに負けてしまい、今日にまでなってしまいました。

1カ月前に新しい家に引っ越し、2週間程前に女の子を出産し、新しい生活が始まりつつあるという中、
今週のはじめに、思いもよらぬ出来事が起こってしまいました。
生後11日目のRachel(レイチェル)の呼吸が異常に荒いのが気になり、病院につれて行ったら心臓
に問題があるとすぐに分かり、心臓が膨張していて機能が低下していると診断されました。
病名は英語では、Calebと同じCardiomyopathyと言われましたが、症状が違うという事で遺伝どうか
調べるところです。
Calebの病気はビールスによるものと信じきっていた私たちは、Rachelが同じ病気をもって生まれ
るなんて、100%ないと思っていたでけにショックは大きく、この数日間、悪夢を見ているようです。
今、Rachelはロスアンジェルスの病院のICUに入院して、薬で治療中です。
7日に入院し、体調が安定しつつあるので来週の中頃には退院する様ですが、Calebの最初の入院
のことを思い出すと、その後、最後の手段として残される移植と言われるまでどれぐらいの時間があ
るのか不安でなりません。

このことでCalebの心臓がはじめから弱かったと言うことになると、今までWeb Pageに載っていた
事の内容が違ってきます。
もし、遺伝で心臓が弱かったと証明されたら皆さんの中で子供たちに兄弟がいる方たちに絶対、検査
をしてもらう事をお勧めします。
私達も来週もう一度、Nathanの検査をリクエストする予定です。
また、遺伝子のテストの結果をお知らせします。

本当に今まで、お返事が書けずにいた事をお詫びします。


2001年8月  Mihoko Bolinger




レイチェルちゃんが、カレブくんと同じ心疾患を持っている・・・
遺伝によるものなのか、それともただの偶然なのか・・・
ボリンジャーご夫妻の不安は、そのまま私たちの不安・恐怖となりました。



いろいろご心配して下さっていてありがとうございます。
結局レイチェルの検査の結果は、遺伝かどうかわらないということで、何もこれといって結果が出ません
した。
でも病名が一緒でも種類が違う心筋炎ということで、Calebの場合とは関係がないと、心臓医の方は言っ
ています。
でもこんなにめずらしい病気が家族に2人もいることは、関係がないわけがないと思わずにはいられませ
んが、原因を知ったからといってレイチェルの治療法が変わるわけでもないので、遺伝の検査を進めても
らうのをやめました。
今、レイチェルは薬が効いて元気にしています。
全く普通のBabyと変わりがなく、知らない人が見たら病気とはわからないくらいです。
しかしCalebも1年半、元気いっぱいにしていて移植が間に合わなかったのを経験しているので先が心配
です。
E-mailのことですが、9/11のテロ以来日本語が送れなくなってしまいました。
何とか直そうとしていますが、インターネット会社の問題のようです。
そちらのE-mailは、日本語で届いています。
ご連絡が遅れましたことをお詫び申し上げます。
それではみなさんお元気で。

2002年12月