- 梅を水でよく洗います。
- ポイント:熟していない梅の場合、水に約半日ぐらいつけてアク抜きしますが、
出来る限り青みが残っている梅は使用しないでおきましょう。
- 梅の実のヘタを竹串などで取り除きます。
- 梅の水気を切り、容器に梅と塩を入れます。
- 容器はきれいに洗って乾燥させたものを使用してください。
また、必要に応じて熱湯消毒してください。
- 適当な大きさの容器に、梅・塩の順に交互に入れます。
- ポイント:用意した塩の3分の2は梅・塩の順にまぶすように入れ、
残り3分の1は一番上に均一に入れます。
- フタをして重石をのせる。
- フタは容器の直径よりやや小さめを使います。(皿で代用可)
- 重石は20kg〜30kg
- 漬込み中に梅酢が出てきて、フタが梅酢に深く浸かる場合は、
少し重石を軽くします。その時、梅酢液から梅が
出ない(浮き上がらない)ようにしてください。
- 約1ヶ月間保管します。
- ゴミ、雨水等が入らないように、直射日光を避け保管します。
- 数日すると梅酢液が梅自体から出てきます。
(1週間ぐらいかかることもあります。)
- カビが発生する場合がありますが、カビのみをきれいに取り除きます。
その時に、焼酎または食酢を約1カップ加えてもよいでしょう。
- ポイント:漬込み期間が短いと良い梅干はできません。1ヶ月を超えて
漬込んでも問題はありません。
- 土用干しをします。
- 晴天の日を選び、ザルなどに梅を直射日光に当たりやすく広げて3日3晩干します。
大粒の梅は1日〜2日干す日数を増やしてください。
- ポイント:1日1回は梅を裏返し、均一に直射日光が当たるように干します。
- ポイント:夜露に当てると皮が柔らかくなります。
- ポイント:梅を裏返す時、半乾きの場合等ザルなどにくっついているので、
皮を破らないように丁寧に作業しましょう。
日中、梅およびザル等が高温になっている時は裏返さないでください。
梅の皮がザル等にくっついていますので、皮が破れやすいです。
日没後等に作業された方が安全です。
- ポイント:干し上がりの目安は、梅全体に白く粉がふいたようになった時です。
- ポイント:天候の具合で日光不足の場合は、適宜干す日数を増やします。
干しが十分でないと、保存中にカビが生えることがあります。
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