「憲法九条を守るわかやま県民の会」ニュース

NO.12  05.2.9発行「憲法九条を守るわかやま県民の会」事務局
県地評 Tel 073-436-3520 Fax 073-436-3554 E-mail w-chihyo@naxnet.or.jp


5月憲法集会講師決まる
 
 5月14日(土)午後 ビッグ愛
 講師 渡辺治(9条の会事務局メンバー・一橋大学教授)

  1月26日の「九条を守るわかやま県民の会」の運営委員会で提案され了承されました。  
 
「九条を守る田辺・西牟婁連絡会」発足
 
  今、全国または県下各地で「9条の会」などの憲法をまもる取り組みが進んでいるなか、当地でも1月28日(金)、「憲法9条を守る田辺・西牟婁連絡会」の結成総会がひらかれました。参加団体は11団体。これは昨年の10・21集会実行委員会において田辺西牟婁連絡会の結成を呼びかけ、その後、地評西牟婁支部と田辺西牟婁憲法会議で連絡会結成の呼びかけを確認し、今回結成の運びとなったものです。
総会では、各団体のこれまでの取り組みが紹介され、そのあと、話し合われた連絡会の役割と任務は、 「現時点での憲法を守る運動の目標は、3年後の国民投票という事態となっても確実に国民の過半数を獲得し、『改悪反対』の審判を下す基盤をつくる事であり、そのためには、これまで私たちと接点はないが、戦争反対・憲法改悪反対の運動をしてきた組織・個人との共同と私たちとは立場も違い、運動に参加したことはないが『9条改悪反対』の一点で共同できる広範な人々との共同を大きく発展させる事が必要である。
  この共同や運動をどれだけ大きくできるかは、私たちの職場や地域での自覚的な運動の前進にかかっている。連絡会は、当面、この私たちの運動を前進させる連絡センター的な役割を担うこととし、運動の状況・発展に応じて、つまり各地での諸団体の結成や広範な個人との共同の広がった時期に新たな組織の結成などに、対応していくことにする。」
でした。
今後の取り組みについては、定期的な宣伝行動、参加団体の取り組みの集約とニュースなどで紹介し経験を広げること、学習会の開催、他団体・個人との対話・懇談などをおこなうこととし、具体的には事務局(4名選出)で進めていくことを決め、総会は閉会しました。
 
海南海草「憲法九条の集い」
 
  私たち海南海草「9条の会」準備会は、1月29日、「第3回憲法9条の集い」を開催しました。
  今回の集いは、9条への思いを語り合うこととともに、お話を聞こうということになりました。とりわけて、「9条をまもることと、戦争体験を語ることは切り離せない。」という第2回集いのお話もあり、打田町の岩城栄さんのお話を聞くことになりました。先日、和歌山県高齢者大会でお話しされたとのことで、その際、たいへん良かったとの感想で、ぜひ海南にもお越しいただきたいなぁと語り合っていたところです。
  岩城氏のお話は、日本がアジアでしたことについて、体験を元に話されました。その加害責任をはっきりさせてこそ、信頼される国となるし、憲法を守り9条を輝かせてこそ、真に尊敬される国になるとのお話でした。
  当日、50名ぐらいの参加いただけるだろうかなとの予想で、会場準備などを行っていましたが、この学習会には、70人もの参加がありました。
  回を重ねる毎に、参加者が「倍々ゲーム」のように増えてきました。平和への思い、大きな広がりを体感しています。 また、9条への思いでは、賛同者の一人川崎観隋師が、「お寺で平和を語り、知覧(特攻基地)での法要に地域から多数参加しました」と語られていました。


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