「憲法九条を守るわかやま県民の会」ニュース

NO.16  05.4.5発行「憲法九条を守るわかやま県民の会」事務局
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9条広げよう 和歌山市で憲法フェスタ

  3月20日(日)に「憲法フェスタ」(守ろう9条 紀ノ川市民の会主催)が和歌山市河北コミュニテイーセンターで開催され230人の若者や子供たち、大人が集まりました。 メインの多目的ホールでは、青年による「憲法前文と第9条の群読」で開会され、参加者を引きつけました。小野原聡史弁護士のミニ講演「憲法9条のねうちといま」は現在の状況をわかりやすくまとめて話され、国民の声を大きくしまとめていく草の根の論議の大切さを訴えられました。テレビ和歌山で活躍している若手ミュージシャンの藪下将人さんの「ギター弾き語り」ソロコンサートに続いて「憲法とわたし」のテーマでコスタリカに行ってこられた松井和夫さん、今年5月ニューヨークで開かれるNPT再検討会議に参加する和歌山大学の学生の古井さん、中国人留学生の李さんの3人の興味深いお話がありました。杉村邦雄さんからは「日高憲法9条の会の取り組み」が紹介されました。 この日のためにつくられたアイ・ラブ『9条』合唱団の合唱も参加者を魅了しました。そして参加者も一緒に「青い空は」などを大きな声で歌いました。別の会場で「憲法9条と節約生活の深い関係」のテーマでワークショップがあり、また”子どもたち集まれ”と楽しいお話、マジック、南京玉すだれ、紙芝居などがされました。絵手紙コーナーや憲法への思いのひとことコーナー、憲法前文や九条など数々の展示もされました。
  この「憲法フェスタ」は112人をこえる人々が直接この日のプログラムに関わり、多くの人の力が結びあって催されたことが、楽しい「憲法フェスタ」をつくっていった力になりました。

(萩田信吾)

みなべ町国際女性デーで憲法学習

  3月15日、41回みなべ町国際女性デーが開かれました。みなべ町母親連絡会が主催したものです。「会」では2月「今年の国際女性デー、何をテーマにしよう」と相談した結果「今どき、憲法でなくっちゃ」と決まりました。そこで憲法会議の坂本さんに講演をお願いしました。さて、当日です。会場前面には大書きの憲法9条が示され、その下方には菜の花が横並びに一面に置かれ雰囲気を和らげています。席は50席余り用意していましたがほぼ満席。はじめに歌「さとうきび畑」をみんなで歌い、会長挨拶、坂本先生のお話へと進みました。約1時間たっぷりと「憲法をめぐる情勢と改憲阻止の展望」を分かりやすくお話くださいました。参加者は、女性の先生、保母さんが多数で、お母さんは約10人くらいでした。今後、新聞、テレビでの憲法改悪の動きには敏感に注目されるだろうと思います。参加者の一人(先生)「分かりやすい話やった。でもこわいなあ」と述べられていました。また、みなべ町に、おととしの11月に県下にさきがけて「憲法九条を守るみなべ有志の会」を旗揚げしました。以来ずっと、9,19,29を行動日として宣伝や署名活動をしてきました。全紙折り込みも一度やりました。全国の「九条の会」の組織にあわせて、会員百名達成をめどに、みなべ「九条の会」の設立総会をしたいと考えています。

  みなべ町母親連絡会 会長 山中紀子


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