「憲法を守る連絡会」準備会ニュース

NO.2 04.10.20発行「憲法を守るわかやま連絡会」(仮称)準備会
事務局 県地評 Tel 073-436-3520 Fax 073-436-3554
           


  11月3日の「憲法を守る連絡会」(仮称)結成総会へ向けて、各団体は、様々な取り組みを展開しています。憲法学習、宣伝、署名、「9条の会」アピールへの賛同をひろげる取り組みなどを強めるなかで、結成総会を成功させましょう。

 「9条の会アピール」に職場から賛同広がる
  憲法改悪に先立って、教育基本法の改悪がねらわれています。和教組では、憲法改悪反対と教基法改悪反対のたたかいを結合させてとりくんでいます。 職場からの学習を強めるために、本部常任委員と支部書記長が憲法会議の「講師登録」に名を連ねています。また、職場が多忙でゆっくり時間を取って学習できない状況があるので、「5分間憲法学習資料」を2回発行しました。 また、「憲法改悪反対の一点で共同を広げよう」と、全教と教組共闘(日教組傘下の教職員組合が加盟している団体)が作成した「9条の会アピール賛同署名」に、すべての分会が賛同するとりくみをしています。校長・教頭などが賛同した場合、分会名でなく職場名もしくは職場有志名で賛同することにしています。 和歌山市のある職場では、ほとんどの教職員が賛同するなど、共同が広がっています。

                 和教組 武内正次

全職員対象に憲法学習
  和歌山県民医連・教育委員会では全職員対象に年間を通じて、教育研修を行っています。平和が脅かされる時代は人権も危ないという認識のもと、今年の教育研修に「憲法を学ぶ」項目を取り入れ研修をすすめています。研修会には和歌山県憲法会議の坂本事務局長に講師をお願いし、60分の講義と60分のグループ討論を行って、日本国憲法について深めています。現在、9回の研修会が修了し、職員281名中151名が研修を受講しました。「近代憲法がたたかいによって勝ち取られたものであることがよくわかった」「話を聞く前は憲法というと難しくて取っつきにくいと思っていたが、生活と深い関わりがあることを学んだ」「権利は『国民の不断の努力によって・・』が印象に残った」「改憲策動に自分も乗せられていたことに気づき、大変驚いた」「憲法9条は絶対、守らなければならないと思った」などの意見や感想が寄せられています。和歌山県民医連では憲法を学ぶため憲法手帳を全職員に配布し、学習と憲法改悪を許さない闘いの準備として憲法学習に力を入れています。

民医連  父川恵照

教育基本法改悪阻止へねばり強く
  私たちは、教育基本法改悪を阻止するために、昨年5月31日、和歌山市民会館で1,200名が参加して「教育基本法を守る大集会」を開催し、その後、高教組、和教組を中心にさまざまな民主団体とともに「教育基本法を守る和歌山県連絡会」を結成しました。連絡会では講師を招いて教育基本法・憲法問題を学習し(1月・9月)、運動の拡大をすすめています。運動をすすめる中で、教育基本法改悪法案の国会提出を3度にわたって踏みとどまらせてきました。 しかし今また、来年の通常国会で教育基本法改悪法案が上程されようとしています。このような情勢を受けて、「連絡会」では、教育基本法改悪反対の意見広告にとり組むべく賛同募金の活動をすすめています。教育基本法改悪を阻止することが、すなわち憲法改悪を阻止することに直結することは間違いありません。これからもこの運動を粘り強く続けていかねばならないと考えています。                         

和高教   打井幹人


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