「憲法九条を守るわかやま県民の会」ニュース

NO.21  05.6.14発行「憲法九条を守るわかやま県民の会」事務局
県地評 Tel 073-436-3520 Fax 073-436-3554 E-mail w-chihyo@naxnet.or.jp


  和商連憲法学習に50人参加

  和歌山県商工団体連合会は、6月5日の第35回総会に先立ち、全商連が発行した漫画パンフ「みんなで読もう憲法」を使って学習しました。講師の児島全商連常任理事は、憲法への思いを語った後にパンフの「ワンポイント学習」を読みながら学習をすすめ、憲法前文や9条などの主な条文を読んで憲法そのものを深めあいました。この学習には50人が参加して、改めて憲法をじっくり考える機会になりました。初めて憲法に向き合ったという人もいて、格調の高い条文に感心していました。16歳で終戦を迎えた人は「大阪で空襲に遭った。戦争ほどむごいものはなく、平和ほど大切なものはない」ことを訴え、改憲阻止の運動を強めようと語っていました。
  和歌山民商婦人部も5月に小野原弁護士を迎えて、40人で「憲法学習」に取り組んでおり、業者団体で熱心に憲法学習が進められています。
「みんなで読もう 憲法」の漫画パンフレットは、わかりやすいと好評です。このパンフは
1冊100円で販売中です。希望者は民商へ。

「9条を守ろう四ヶ郷の会」準備会が学習会

  和歌山市四ヶ郷の「九条を守ろう四ヶ郷の会」準備会は5月25日夜、和歌山市四ヶ郷支所で学習会を開き、39人が参加しました。「憲法九条を守るわかやま県民の会」の坂本文博事務局長は講演の中で「自民党改憲案は九条改悪により自衛隊が海外で米軍とともに戦争する国にすることとともに、人権の制限や国民に戦争への協力義務が課せられること、社会保障での国の責務の放棄など、多方面にわたっていること」を指摘。「九条が戦後日本の平和に大きな役割を果たしてきたこと」などを訴え、「九条を守ろうの一点で広範な人々と手をつなごう」と呼びかけました。
  各界からの発言で、中国南京でアナウンサーをしていた大場誠三郎さん(元毎日新聞記者)からは、「南方では戦闘でなくなった人より餓死でなくなった人の方がはるかに多かったなど悲惨を極めた。こんなことは二度と許してはならない。しばらく前までは、改憲派の動きを見て気持ちが暗かったが、『九条の会』が旗揚げされたのを見て、元気が出てきた。」と話されました。また、「守ろう九条 紀ノ川 市民の会」の萩田信吾さんからは、連帯のあいさつの中で、「会員が550人に達した。青年層の中でも活動の輪が広まるよう取り組みを進めている」と話されていました。最後に準備会の後光則さんから「自治会長、宗教者、医師、元校長などが呼びかけ人になっていただいている。さらにこれを広げよう」と訴えがありました。

  9日宣伝・憲法意見広告ポスターで奮闘・・・新婦人の会

  新婦人和歌山市支部は6月9日、パームシテイ前で憲法改悪反対の宣伝署名行動を展開。9人が参加して憲法署名は112筆集めました。新婦人はすでに全県で約3000の署名を集めています。また、「県民の会」が提起した「憲法意見広告ポスター」の賛同で6月10日現在、個人69口、団体36口(6団体)を集約して、さらに奮闘中です。


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