「憲法九条を守るわかやま県民の会」ニュース

NO.23  05.7.13発行「憲法九条を守るわかやま県民の会」事務局
県地評 Tel 073-436-3520 Fax 073-436-3554 E-mail w-chihyo@naxnet.or.jp


「憲法と消費税」講演

「消費税をなくす和歌山の会」世話人総会が7月2日に和歌山市で開かれ、なくす会会長の坂本康文弁護士が「憲法と消費税」について講演し、35人が参加しました。「消費税 憲法変えれば 戦争税」と憲法と消費税の関係をわかりやすく講演、「個人のために国家があり、国家のために個人があるのではない」と憲法の本質を語りました。また、今は改憲派と護憲派のせめぎ合いで「9条の会」が、全国で2007も出来ていることに確信を持って憲法を守ろうと訴えました。かつらぎの方は「憲法と消費税ですっきりした」かつらぎでがんばりたい、と感想を語っていました。

意見広告ポスターのとりくみ奮闘中・・ 民医連

  和歌山民医連は憲法九条を守ろう意見広告に取り組み、現在400口の目標で361口の到達です。民医連に結集する院所・事業所で目標をもち、医療生協組合員や職員、出入りの業者の方にもお願いしての成果です。医療生協では8月6日に開催される紀州おどりに200名規模で今年も参加します。揃いの平和法被、200本の平和うちわでのパフォーマンスを準備しています。

「雑賀九条の会」準備会が講演・リレートーク

  7月2日、和歌山市雑賀地区の市民らでつくる「雑賀九条の会」準備会は講演とリレートークを 雑賀地区会館で開催し、62人の参加で会場があふれました。講演した岡本浩弁護士は、今日の改憲への動きの背景にアメリカや財界の要求があり、日本を海外で戦争する国にすることが目的で、もし憲法が変えられたら、イラクへ派兵されている自衛隊がイギリスなどと同様に直接、武力行使するようになるばかりか、戦時体制を作るために、戦費調達で税金が上がり、社会保障が無視され、言論の自由など諸権利が奪われると指摘。運動を大きく広げようと呼びかけました。
  リレートークでは、少女時代を中国東北部で過ごした青木久子さん、シベリア抑留体験を持つ上中峰雄さん、戦後世代の鳴海信子さんがそれぞれの体験を話し、平和の大切さと9条を守ろうと訴えました。

「ガラスのうさぎ」アニメを観て
 
  6月29日の夜、ガラスのうさぎの試写会がありました。原作は、出版以来、今日まで210万部を超えるベストセラーとして読み継がれています。1945年3月10日の東京大空襲。高木敏子さんは11歳でした。いま70歳になり「孫に『私たちの世代でも分かるのはアニメだよ』と言われアニメ化を決めた」そうです。「どうせ負けるなら、なんでもっと早く負けてくれなかったの」、東京や和歌山、沖縄戦、原爆などの被害を防げたことや、9条が出来たときの希望が迫ってきて 本当によい映画でした。 川野俊三


戻る