「憲法を守る連絡会」準備会ニュース

NO.3   04.11.1発行「憲法を守るわかやま連絡会」(仮称)準備会
事務局 県地評 Tel 073-436-3520 Fax 073-436-3554


  11月3日の「憲法を守る連絡会」(仮称)結成総会(勤労者総合センター)へ向けて、各地域と団体は、様々な取り組みを展開しています。憲法学習、宣伝、署名、「9条の会」アピールへの賛同をひろげる取り組みなどを強めるなかで、結成総会を成功させましょう。

  田辺・西牟婁10.21集会で憲法学習
 
  今年の10・21集会は「憲法をまもろう!教育基本法改悪反対!」というテーマで、屋内での学習会(ビデオと学習会)としました。 ビデオ「憲法」は上映時間30分で、内容は憲法草案作成者の一人であるベアテ・シロタ・ゴードンさんはじめ音楽で9条の大切さを訴えていこうと活動している若い人など、たくさんの人のインタビューと貴重な資料映像で、「国際貢献論」「押しつけ憲法論」「環境権プライバシー権論」を明快に論破。第9条=戦争放棄条項こそが、自由と人権・生活向上の基礎であること解き明かしていました。 学習は、20分という短い時間でしたが、講師に和教組本部の武田書記長を迎え、「憲法」をとりまく今日の状況等について、わかりやすく話してもらいました。
 最後に10・21実行委員会から、田辺・西牟婁で憲法を守る連絡会の結成を提案し、拍手で確認を受け、あらゆるところで、様々な方法で、9条をまもる取り組みをしていこうということで閉会しました。参加者は62名でした。

田辺・西牟婁憲法会議 事務局

「なにかをしよう!」
   東牟婁で個人・団体で会合

  
  東牟婁では、憲法を守るため、憲法9条を改悪させないために「何かをしようよ」と、個人・団体から20名近くが集まり協議を始めています。 個人では、バンドを作っている音楽関係者、環境問題に取り組んでいる人、臨床心理士など、団体では、和教組、和高教、建交労、新婦人、年金者組合、平和委員会、日本共産党などが集まって、この間、2回の会議を持ちました。「何かをしよう!」と、今出されている案の1つは、「Tシャツを作って普及しよう」です。製作にとりかかっています。もう1つの案は、学習会とコンサートで、今協議をしています。 参加者は燃えて、週に1回協議をしようと集まっています
  
  憲法学習懇談会(学習協・県地評)

  10月18日(月)、県地評と学習協の開催憲法学習懇談会が開催され、各団体から19名の方々が出席されました。まず、琴浦県地評事務局長が、この会の主旨を話したあと、全労連と労働者教育協会の共同編集である『学習の友』憲法別冊の主な内容紹介を若干の時間を取って行ないました。引き続き意見交換が行なわれ、坂本憲法会議事務局長からは、これまでの講師活動の豊富な経験が話されました。特に「質問に回答できなくてもあとから調べて知らせればいい」「意外に憲法を読んでいない人が多いので条文を読みながら話をするといい」「感想を書いてもらって反応をみたらいい」等など積極的に講師活動に参加して欲しいと強調されたのが印象的でした。また、「職場でとにかく一冊買って欲しいと言って何冊か売ったが、あとが難しい」とか、「労組が一定買いとって読んでもらうことも必要だろう」、「職場では他の課題で忙しくまだ憲法問題まで取り組める状況ではない」など運動もこれからという状況も報告されました。「学習会もいいが、職場・地域で一人ひとりと対話をしていくことからはじめる」という意見も出されました。終了後、5冊、1冊と購入される方も数名おられ、これから憲法学習をすすめるという出発日となりました。

                                          学習協  松野


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