「憲法九条を守るわかやま県民の会」ニュース

NO.30  05.10.25発行「憲法九条を守るわかやま県民の会」事務局
県地評 Tel 073-436-3520 Fax 073-436-3554 E-mail w-chihyo@naxnet.or.jp


「守ろう九条 紀ノ川 市民の会」第2回憲法フェスタで多彩な催し

「憲法9条をまんなかに〜えがこう平和への道〜」と題した第2回憲法フェスタが10月15日(土)河北コミュニテイセンターで150人の参加で盛大に開催されました。「守ろう九条 紀ノ川 市民の会」の主催によるもの。アイ・ラブ「9条」合唱団によるオープニグではすばらしい歌声に平和への気持ちを新たにしました。「憲法をめぐる情勢の特徴と今、私たちに求められているもの」と題して坂本文博さん(憲法九条を守るわかやま県民の会事務局長)のわかりやすいお話。つづいて演劇集団和歌山有志による「生かそう9条」と題した朗読劇の迫真の演技。「NPT・原爆・9条を思って」と題して古井鮎美さん、「核兵器なくせ」と題して松井和夫さんの報告。 若いみんなで9条の学習などの活動をしている「ぽっぽないん」のみなさんのの寸劇。笑いあり、真剣な眼差しありの盛りだくさんの内容に一同大満足なフェスタでした。さらに展示室には、書画、絵手紙、絵画(南画)、写真・ステンドグラスなどの多彩な作品が飾られ、平和への思いを熱く感じました。今後こういったフェスタなどのイベントを継続しながら、会員のいっそうの拡大を通して9条を守る輪を強く、大きくしていきたいと参加したすべての人が心新たにできた集まりでした。 ( 横出加津彦) 

「憲法九条を守る伊都橋本連絡会」結成――「10.21憲法学習会」
 
  伊都橋本では昨年に続き10.21集会で憲法学習に取り組みましたが、特筆すべきは、今年の集会がいつもの実行委員会と「憲法9条を守る伊都橋本連絡会 準備会」の共催の形で開催されたことです。
 学習会では、和歌山県憲法会議副議長の宮下長Gさんに「今、憲法9条を考える(今こそ憲法を守る行動を!)」と題して講演していただきました。参加は48名でした。
  参加者からは、「憲法9条についてはテレビで言っていないことが多いが、変えようとする本質がよくわかった。」「改憲の原動力として財界やアメリカのおもわく(軍需で儲ける、石油の利権がほしい、多国籍企業を守る、等)があることに改めて憤りを感じた。」「九条の大切さ、先進性を実感した。」「“九条を守る橋本市の会”を早く立ち上げ、多くの方々に賛同の輪を広げていきたい。」などの感想が寄せられました。
  学習会終了後、「憲法9条を守る伊都橋本連絡会」の立ち上げが報告されました。連絡会では、「国民の過半数」の「憲法9条を守ろう」という世論を結集するために情勢の整理や活動の提起を行ない、各自治体・団体・分野ごとの「九条の会」の立ち上げを支援し、運動の交流を進める役割を果たしたいと考えています。     (文責 和教組 中岡)

<お知らせ>
学習会「自民党新憲法草案の問題点を考える」
  講師   赤木俊之弁護士 
  日時    2005年11月24日(木)午後6時
  場所   ビッグ愛 1201号室 
  主催   9条ネットわかやま創立総会実行委員会


戻る