「憲法九条を守るわかやま県民の会」ニュース

NO.32  05.11.14発行「憲法九条を守るわかやま県民の会」事務局
県地評 Tel 073-436-3520 Fax 073-436-3554 E-mail w-chihyo@naxnet.or.jp


好きなんよ9条
  盛り上がった11.3集会!(九条を守ろう那賀郡の会)

  日本国憲法が公布された11月3日文化の日午後から、九条を守ろう那賀郡の会は那賀教育会館横の駐車場で、11.3イベントを開催しました。時々小雨の降る天気でしたが、会場では「好きなんよ9条」と大書きされた横断幕が掲げられ、平和の歌声やたくさんの模擬店も出店され約300名の人でにぎわいました。国会では、改憲勢力が2/3以上を占めており、改憲のための国民投票法案も審議され始めています。しかし、国民の過半数以上の人が、憲法9条を変えることには反対しているというアンケート結果も出ています。そのことに確信を持ち、家庭や地域・職場で平和憲法の大切さを話し合い、旧那賀郡内(紀の川市、岩出町 になりました。)に9条アピール署名をもっと広げる運動を展開していこうと参加者は思いを新たにしました。

ポスター貼りだし統一行動
  民医連が31人の行動で98枚

  和歌山民医連では11月9日、9の日行動として全院所・事業所で9条守る意見広告ポスター貼りだし行動を行いました。それぞれの院所で統一行動や医療生協組合員の協力もえながら31名が行動し、98枚のポスターを貼りだしました。生協病院では4組9名で病院周辺を訪問して27枚の貼りだし、病院内も含め50枚貼りだしました。各診療所では診療所周辺と職員が自宅に持ち帰るなどで48枚の貼り出しとなりました。訪問では、いままでつながりのないお宅でも気軽に貼らせていただいたり、政党のポスターは断っているけどそれなら貼ってもいいよなどの反応がありました。行動に参加した職員からは、まだ目立つとはいえないが、2軒に1軒ぐらいのポスターを貼るぐらいの構えでいかないと本当に憲法がかえられてしまう、さらにがんばろうと感想が寄せられています。(父川恵照)

草の根憲法学習・・リーフレット使って

  11月8日、和歌山市有本のあるお家を借りて「憲法9条を守るわかやま県民の会」作成の憲法学習リーフを使って小学習会がもたれました。発端は、10月8日にプラザ ホープで開催された「県民の会」主催の「9条を守る運動交流会」へ看板を見て参加したフラワーデザインを学んでいる女性3人が学習会をしたいので来てほしいと依頼があったことから。10月24日の初回は10人の参加で私が用意したレジュメで話をしました。後日、電話があって、「もしかして日本が戦争する国になると思うとすごく不安。もう少し深めたいのでまた来てほしい」との依頼があり、今度はリーフを使ってやることにしました。学習会では「自分の国は自分で守るのはあたりまえ。」と言う意見についてどう思うかとか、「自衛隊はあっても良いのでは」など熱心に質疑が行われました。こういう小規模だと疑問点が率直にだされ学習が深まり、なかなか良いものだと思いました。    (坂本文博)


戻る