「憲法九条を守るわかやま県民の会」ニュース

NO.34  05.12.6発行「憲法九条を守るわかやま県民の会」事務局
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自民党新憲法案批判学習会

  11月24日、9条ネット(準備会)は和歌山市のビッグ愛で学習会を開催しました。 「自民党新憲法草案を検証する」と題して講演した赤木俊之弁護士は、草案が9条2項の戦力不保持、交戦権否認を削除して、自衛軍の保持を規定していることを紹介。「自衛とは当然、集団的自衛権を含むものであり、ブッシュの「専制的自衛権」論からすると海外で米軍といっしょに戦争する国になる事に道を開くことは明らか 」と批判。また、総理大臣の権限強化や地方自治の項目で、国は医療、介護、生活保護などに金を出さなくなる仕組みを作り戦費調達に都合の良いシステムが作られることになるなど、様々な面から戦争体制づくりをおしすすめるものになっている事を指摘しました。講演の後、参加者からの熱心な質疑が行われました。

小田実氏が講演
      田辺九条の会結成総会に400人

 
  11月27日、午後から田辺九条の会結成総会と記念講演会が紀南文化会館小ホールで行われました。事務局から経過報告があり、現在49名の呼びかけ人、約170名の賛同者に達している、来るべき国民投票において過半数以上を獲得する為、平和の為の音楽祭や熊野古道ウオークなどいろいろなとり組みをしたいのでみなさんのご意見をお願いしたい、他の9条の会との連携を進めていくなど今後の活動及び会則についての提案があり拍手で承認されました。 記念講演は、全国九条の会の9人の一人である、小田実氏が「今、この頃考えること」と題して講演されました。「九条は、今こそ旬である」「今”でも”旬ではない、”でも”ではだめだ。」、アメリカのイラク侵略戦争について話され、「武力を用いていても、平和はこない」「非暴力を主張しているのは憲法」「憲法を変えようとする人は、まったく時代遅れ」「戦争をできる国にしようとしている」「戦争できない国がどうやって世界で生きていくかということで、生まれたのが憲法であり、9条である」「憲法を守るのは政治をやっている人」「われわれ国民は憲法を守らせる義務がある」など話されました。会場は約400名の参加者でほぼ満員でした。

<紹介>
   農民連ふるさとネット和歌山 重度障害者自立支援多数雇用施設 協同組合ゆあさより以下のように「9条のだったんそば茶」の販売紹介依頼がありましたので案内します。

  「9条」のだったんそば茶の活動資金作りの活用についてお願い

  「9条」のだったんそば茶 6グラム入りティーバック20袋入り 
  小売価格450円(この価格は各団体の取り組みを守る為に崩さないでください。) 
  団体扱い卸値250円 ただし1ケース(30入り)以上、出来れば2ケースで。(送料無料)
  商品は各組織に直接発送して、郵便振り替えで集金
  なお、徳用韃靼そば茶150g(小売価格380円卸値250円 1ケース30入り)も併せてご利用ください。 
 【お申し込み】   協同組合ゆあさ  和歌山県有田郡湯浅町大字栖原字横田89−24
             TEL 0737−63−5219
             FAX 0737−63−6188
             MAIL t-hara@creamy.nax.ne.jp

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