「憲法九条を守るわかやま県民の会」ニュース

NO.38  06.1.19発行「憲法九条を守るわかやま県民の会」事務局
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”障害者は平和でなければ生きられない”
             障害者9条の会(準備会)が憲法学習会

  1月15日、和歌山市のふれあいセンター で、障害者9条の会(準備会)が25人の参加で憲法学習会を開催しました。「9条を守るわかやま県民の会」の事務局長の坂本文博氏は講演の中で、自民党の新憲法草案は、憲法9条を変えて日本がアメリカといっしょに海外で戦争できる国にすることが主な狙いであり、戦争体制を築くうえで「公益」や「公の秩序」の名の下に言論の自由をはじめとした国民の諸権利や健康で文化的な生活を営む権利が抑圧されるようになることを強調しました。
  講演の後、「平和憲法が変えられると生活にも大きなしわ寄せがくることを実感した」などの感想が出されました。 最後に、集会の主催者より全国の「障害者・患者9条の会」 のアピールが紹介されました。アピールには「障害発生の最大の原因は戦争による暴力です」「戦争と障害者の幸せは両立しません」「障害者は平和でなければ生きられないのです」と謳われていました。

「あなた達を戦場には送らせない!一緒に9条守ろうよ!」
  新婦人の会が新成人に呼びかけ

  成人式が行われた1月8日、新婦人は若者向きに出来るだけ文字の少ないオリジナルチラシを作り、成人式会場前で宣伝行動に取り組みました。
  和歌山市支部・平和部では会員7名がビッグホエール前に集まり、ビラをまき署名を集めながら新成人と対話を行ないました。入会して間もない会員が「今とても大切なことだから」と行動に積極的に参加し、一人で全体の署名87筆のほぼ半数の署名を集めました。いつものスーパー前宣伝では、買い物に来る女性と対話しますが、今回は若者を相手に憲法問題をどうやってわかりやすく伝えるかという苦労があり、今後の課題も見えてきました。
  また、海草支部は支部委員12名が海南市交流センターに集合し「祝成人の日」と入れた憲法チラシをまきました。新成人に「おめでとう!」と手渡すと「ありがとう」と躊躇せず受け取りもよく、250枚を一気にまきました。晴れ着姿の見知らぬ新成人と記念写真を撮ったり、始終にこやかな新春行動となり、清清しい気持で帰って来ました。

「いつもよりたくさん署名してくれた」
         「憲法9条を守るわかやま県民の会」9日宣伝 

  1月9日、「県民の会」は9日定例宣伝をJR和歌山駅前で8団体15人の参加で行いました。今回は、署名板の前に「好きなのは憲法9条です」と書かれた意見広告ポスターを貼り付けての宣伝。自民党が新憲法草案を発表した後で、憲法問題への関心が高まってきているためか、参加者から「いつもより署名をたくさんしてくれた」という感想が出されました。


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