「憲法九条を守るわかやま県民の会」ニュース

NO.42  06.3.28発行「憲法九条を守るわかやま県民の会」事務局
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橋本市で「9条の会」結成

  3月11日「はしもと9条の会」は、橋本市教育文化会館で結成総会を開き、55人が参加しました。同会は呼びかけ人41人、賛同署名306人を集めています。総会は「憲法九条を守るわかやま県民の会」からいただいたメッセージを披露した後、呼びかけ人を代表して私から経過報告と今後のとり組みについての提案を行いました。私は会の基本的性格として「憲法9条を守る一点で手をつなぎ、今できることを持ち寄って取り組むこと、そして思想信条の違いや保守・革新の垣根を越えた広範な市民が気軽に参加出来る組織」を強調し、確認・承認後、8名の運営委員を選出しました。総会はその後、橋本弁での憲法9条の語りが、呼びかけ人の1人の女性から披露され、喝采を浴びました。そのあと記念講演に移りました。   由良登信弁護士から「自民党改憲案を検証する」と題した1時間半にわたるわかりやすいお話をじっくり拝聴しました。講演は「なぜ今、憲法を改正しようとしているのか」との問いかけから始められ憲法草案の特徴と内容が語られ、つづけて改憲勢力のいいわけについての論評と国民投票法案の危険性、さらに運動の進め方にまで及びました。総会を契機に、改憲を許さない幅広い輪を大きく広げていく決意を新たにしています。    
   「はしもと9条の会」呼びかけ人    泉 敏孝

「和歌山憲法9条を守る福祉・保育関係者の会」盛大に結成総会

「和歌山憲法9条を守る福祉・保育関係者の会」の結成総会は3月18日、200名の参加で、大変盛り上がりを見せながら始まりました。これまで1月より準備会を開き、「福祉も保育も平和でないと成り立たない」という考えから、事務局は20代、30代を中心に結成総会の内容を考えました。若者も、初めての参加の人も、障害を持つ人も参加者全員が楽しめるようにと言う思いで、テーマ「平和を味わう 平和を楽しむ」にふさわしいみんなで作った総会になりました。うた、踊り、演奏、朗読などの出し物の他、会場内に「平和をメッセージでうめよう」コーナーを設置したり、この会のメインデザイン募集を行ったり、9条クッキーや9条パンなど「食べてよし!見てよし!」の内容でした。
  最後に「平和の宣言」を参加者全員で確認し、この結成総会のために事務局で作った「ピースフルマインド」を歌いました。ひとりひとり憲法9条を守る表現の仕方は違いますが、一歩前へ進んだのではないでしょうか。これから駅前平和行動や、煙樹ヶ浜の基地見学ツアーなど様々な角度から、平和を守る輪を広げていきたいと考えています。
誰もが、人に伝えていく担い手になるために・・・事務局長 浦上武史

きのくに9条まつりに500人

  3月26日(日)和歌山市長町公園で「きのくに9条市民の会」主催の第1回きのくに9条まつりが好天にめぐまれ500人の参加で盛大に開かれました。中央舞台でミニ講演をした「9条の会・わかやま」事務局長の柏原卓氏は「いま9条があるからアメリカの戦争に直接参加せずにすんでいる。これが変えられたら海外で戦争する国になる。改憲の準備のために今国会に国民投票法案の提出がもくろまれている。国を守るのは武力しかないと思うのは早計。いま世界でも、アジアでも平和解決の枠組みが進んでいる。紛争の平和解決こそ最善の道」と訴えました。会場には、舞台での手品、平和コーナー展示、くつろぎコーナー、健康コーナー(ヨーガ体験など)、昔の遊びコーナー、工作コーナー、食べ物コーナー、フリーマーケット、福引きなどでにぎわいました。最後に、澤地久枝さんを迎えての「5.13平和のつどい」成功の訴えが柏原卓氏からありました。 


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