「憲法九条を守るわかやま県民の会」ニュース

NO.43  06.4.17発行「憲法九条を守るわかやま県民の会」事務局
県地評 Tel 073-436-3520 Fax 073-436-3554 E-mail w-chihyo@naxnet.or.jp


もう二度と戦争で家族を失ってなるものか
       日高高校9条の会結成
 
「太平洋戦争で日本がアジアの国々と日本国民に具体的にどんなことをしたのか」を、私は大学に入りそれを学ぶまで知りませんでした。その後世の中で、日本軍の戦争中の行いがいろいろな機会に取り沙汰され、さらに多くの身の毛もよだつようなことを知ることができました。3人の子供を育てながら、戦後の日本の自衛隊の歩みや強まる憲法改悪の動きを見るにつけ、だんだんきな臭くなっていく日本の中で子供たちはどう生きていくのだろうかと、不安に駆られるようになりました。そうした中での、各地での「憲法9条を守れ!」の運動の高まりと「9条の会」の結成は、私に思いもよらない大きな喜びと励ましを与えてくれました。子供たちを戦争から守るために、どんな小さな事でもいいから何か自分にできることをしようと思いました。自分の家族を戦争から守ろうという気持ちは、自分だけでなく職場の教職員も生徒の保護者も誰でも同じはずです。ちょうど職場で組合の書記長をしていましたので、分会長や組合員の方々に声をかけさせてもらい、みなさんお忙しい中何とか日高高校「9条の会」を結成することができました。妹背修治

「憲法学習」「討議」そして「行動」
      充実の県本部委員会開催−新日本婦人の会和歌山県本部
 
  桜が満開の9日、新婦人は第3回県本部委員会を和歌山市内で開催しました。この日、南は新宮市、東は橋本市から出席した県本部委員が18名。憲法9条を守る弁護士の会より岡田政和弁護士に来ていただき「憲法改正国民投票法案を検証する」学習会に熱心に耳を傾けました。法案制定を狙う与党の思惑とその法案の危険性について知れば知るほどこの法案を通させない運動が必要であり、それも早いテンポで広げていくことの重要性を学びました。 新婦人中央本部では5月13日には東京で国際女性シンポジウム・全県平和部長会議が予定されており、同日和歌山で行われる「5.13平和のつどい」の成功と併せて各支部が目標をもって参加者を募っていくこと、憲法署名への取り組みの強化の推進を確かめ合いました。会議終了後JR和歌山駅に移動し、ハンドマイクで訴えながらビラをまき、精力的に署名行動を行いました。(約40分の行動−参加8名、ビラ配布180枚、署名70筆)。和歌山市支部平和部の4月の「9の日行動」は市民会館前にて12時半より1時間の署名宣伝行動を行いました。

平和を愛する わかうらのつどい
      わかうら九条の会(準備会)が開催

  4月1日午後2時から和歌浦漁業協同組合の会館で、「わかうら9条の会」(準備会) が「わかうらのつどい」が45人の参加で開かれました。開会あいさつで津野実さんは「すでに地域で300人に賛同をもらっている。呼びかけ人は福外科院長の福幸吉さん、和大名誉教授の多田道夫さんをはじめすでに16人になりました。今日のつどいを節にとり組みを強めよう」と訴えました。つづいて「憲法9条を守るわかやま県民の会」事務局長の坂本文博氏が講演しました。講演の中で「いま、世界で日本の憲法9条が高く評価されている。9条改憲が海外で戦争することがねらいであることを明らかにすれば自衛隊が必要と思っている人とも手をつなげる」と強調しました。最後に、ぞう列車合唱団指揮者の由井勝さんの指揮でピースソングをみんなで歌いました。


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