「憲法九条を守るわかやま県民の会」ニュース

NO.44  06.6.15発行「憲法九条を守るわかやま県民の会」事務局
県地評 Tel 073-436-3520 Fax 073-436-3554 E-mail w-chihyo@naxnet.or.jp


障害者は平和でなければ人間らしく生きられない
       障害者・患者九条の会結成のつどい

  6月4日(日)和歌山市ふれ愛センターで和歌山障害者・患者九条の会の結成のつどいが60人の参加で行われました。開会あいさつで、呼び掛け人の1人である塩谷二郎さんは「命こそ一番。戦場で殺さなければ殺されるというようなつらい体験を再びしないよう に憲法9条を守り抜こう。」と訴えました。準備会事務局より 経過、申し合わせ、役員、今後のとりくみが提案され拍手で承認され「会」は正式に結成されました。「申し合わせ」では「この会は、生命を奪い生活を破壊し、多くの障害者を作り出す戦争に反対して、障害のある人が人間らしく生きるために、平和と憲法9条を守る活動を進めます。」と謳われています。 結成総会の後、「平和のうちに生きるために」と題して憲法九条を守る和歌山弁護士の会の金原徹雄さんより記念講演が行われました。講演の中で「個人の幸福追求権(憲法13条)を最大限尊重するためには、その大前提として、平和が何よりも重要である。9条が変えられることは平和的に生きる権利を奪われる」ことであると強調されました。

国民投票法案、教育基本法改悪法案を廃案に!

  6月9日午後1時より2時まで、JR和歌山駅前で「憲法9条を守るわかやま県民の会」と「教育基本法をまもる和歌山連絡会」は街頭宣伝行動を17人の参加で行い歩行者にチラシ配布や署名を訴えました。「国民投票法案は改憲をめざす手続き法。憲法第九条を変えて、日本を『海外で戦争をする国』につくりかえる改憲の動きをさらに一歩進める、きわめて重大なもの。教育基本法改悪案は『海外で戦争をする国』を推し進めるための人づくり。国民投票法案も、教育基本法改悪案も廃案にしよう」と訴えました。

国民投票法反対団体請願が約100団体に!

「県民の会」が集約した国民投票法反対の国会への団体請願が100団体に達し6月上旬、国会へ届けました。

和歌山東高校で「9条の会・おてぼの」結成
 
  職場に9条の会ができました。「9条の会・おてぼの」という名前です。一年前ぐらいから「つくらなあかんなあ」という声はあったがなかなか結成に至りませんでした。「いつでもつくれるわ」でも、「できたらできたであれこれ忙しくなりそうや」・・いろんな思いがあったのも事実です。でも、教育基本法改悪・憲法改悪が政治日程に上り始め、いよいよ状況は差し迫ってきました。5月23日の澤地久枝さんの会に向けて職場の男性・女性、青年・熟年、など9名の皆さんに呼び掛け人になっていただくようお願いをしました。断られたらどうしようと不安でしたが、思いの外、どの方も快く引き受けていただくことができました。その日は嬉しくて思わず鼻歌も・・この状況を5月19日の職場集会で報告しました。6月2日、全教職員の皆さんに、呼び掛け人の一人である土谷茂治さんから「憲法9条を守る」というただこの一点での賛同と結集を訴えてもらいました。組合員・未組合員の区別なく聞いてくださり、ある青年教員は「いろいろあっても、憲法9条だけは絶対に守るべきだと思っている」と感想を寄せてくれました。その日は更に嬉しくて嬉しくて・・
  呼び掛け人の皆さんと相談しながら、学習会や見学会などできるだけ楽しく、かつ力強い活動にしていけたらと思っています。    呼び掛け人の一人  阪本晴美


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