「憲法九条を守るわかやま県民の会」ニュース

NO.47  06.8.18発行「憲法九条を守るわかやま県民の会」事務局
県地評 Tel 073-436-3520 Fax 073-436-3554 E-mail w-chihyo@naxnet.or.jp


県民過半数署名提起   「県民の会」運営委員会・地域共同センター合同会議

  8月3日、高校会館4階大会議室で上記会議が開催されました。 主催者あいさつで、後藤正人和大教授より、9条を守る過半数署名を全国2番目に達成した高知県幡多郡大月町(戦時中海軍特攻基地があった町)の例が紹介されました。
  事務局からは、秋の国会で継続審議になっている国民投票法案、教育基本法改悪案の 審議が開始されるなど改憲へ向けての動きが加速している中、5.13「輝け!憲法9条 平和のつどい」の大きな成功に示された県民の平和へのエネルギーを基礎に県民過半数署名に取り組もうとのよびかけがなされました。具体的には有権者過半数である43万の来年11月末までの達成をめざし、「県民の会」や地域共同センターが他の「9条の会」などに呼びかけて署名推進組織を結成したり、草の根の憲法学習を無数に開催するなどのとり組みが提起されました。 参加者からは、質問や意見、活動交流など熱心に討議がなされました。 閉会挨拶で藤井穂住県地評議長は「この提起は今日初めてなされたものでありそれぞれの団体で今後十分な討議と意思結集に努力し、この運動を成功させよう」と締めくくりました。

国民投票法案、教育基本法改悪案を廃案に!  県民の会が9日宣伝

  8月9日午前11時より12時まで、JR和歌山駅前で「憲法9条を守るわかやま県民の会」は、和教組、高教組、県地評、新婦人、医療生協、和商連、国賠同盟、憲法会議、共産党から14人の参加で「9日宣伝」で行い歩行者にチラシ配布や署名を訴えました。「国民投票法案は改憲をめざす手続き法。憲法第九条を変えて、日本を『海外で戦争をする国』につくりかえる改憲の動きをさらに一歩進めるもの。」「教育基本法改悪案は『海外で戦争をする国』を推し進めるための人づくり。国民投票法案も教育基本法改悪案も廃案にしよう」と憲法会議、和商連、医療生協、共産党から4人の弁士は元気いっぱい訴えました。

8月の熱い日−新婦人の9日行動

  和歌山市支部では、パームシティのトイザラス前で午前10時半、10名近くの会員が通りがかる人によびかけながら憲法署名を130数筆集めました。「みんなで行動すると元気が出るね」と参加者のひとり。この日の朝、海草支部では、長崎の原爆が投下された日ということで核廃絶署名にとりくみました。市内のスーパー前で「核兵器反対の署名です」と呼びかけると拒否する人はいないくらいの反応の良さ。10名で1時間あまりの間に200筆近い署名を集めることができました。
夕方、那賀支部は地域の9条の会の宣伝行動に合流しました。那賀支部は先月より他団体の行動に参加し、パンフと憲法メッセージ入りのティッシュを配りながら平和を訴えています。新婦人独自で行動を起こす日も近いことでしょう。
  また、西牟婁支部では地域のヤーヤーまつり(8月8日)が順延となり、9日行動となりました。弁慶市など人出の多い時に外に出て平和を訴える西牟婁支部も元気です。

9条を守る和歌山市共同センター(仮称)結成への呼びかけ

  9月16日(土)に「9条を守る和歌山市共同センター」(仮称)の結成へむけて準備が進んでいます。和教組和歌山市支部、高教組第2支部、和歌山地区労、医療生協、新婦人和歌山市支部、和歌山市民商、共産党北部地区のそれぞれの代表者が呼びかけ人になって「9条を守るということを一致点にして、和歌山市の職場・地域・学園ですすめているとり組みを交流し運動を広げていこう」と訴えています。


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