「憲法九条を守るわかやま県民の会」ニュース

NO.49  06.9.21発行「憲法九条を守るわかやま県民の会」事務局
県地評 Tel 073-436-3520 Fax 073-436-3554 E-mail w-chihyo@naxnet.or.jp


9月「9日宣伝」国民投票法案廃案に! 9条守ろうの声をさらに大きく!

  9月9日(土)午前11時より12時まで、JR和歌山駅前で「憲法9条を守るわかやま県民の会」主催の9日宣伝が和教組、高教組、新婦人、民商、国賠同盟、憲法会議、共産党、和歌山市共同センター準備会から14人の参加で行われ歩行者にチラシ配布や署名を訴えました。「国民投票法案は改憲をめざす手続き法。憲法第九条を変えて、日本を『海外で戦争をする国』につくりかえる改憲の動きをさらに一歩進めるもで、内容も改憲勢力に圧倒的に有利な広報システムなどきわめて重大なもの。」「教育基本法改悪案は『海外で戦争をする国』を推し進めるための人づくり。国民投票法案も、教育基本法改悪案も廃案にしよう」と訴えました。


憲法9条を守る和歌山市共同センター結成集会開催

  9月16日(土)和歌山市勤労者総合センターで憲法9条を守る和歌山市共同センターの結成集会が100人の参加で開催されました。準備会を代表して和教組和歌山市支部の佐々木真理子支部長は「教え子を戦場に送らないためにも9条改悪を許さない運動を強めよう」とあいさつしました。記念講演で「憲法9条を守るわかやま県民の会」の坂本文博事務局長は「米軍再編などの最近のうごきのなかで改憲の目的が、イラク戦争などのアメリカの無法な戦争に日本を参加させるためであることがますますわかりやすくなっている。今年の世論調査で改憲賛成が減少傾向になるなど私たちの運動は世論を動かしつつある。」と強調しました。集会はセンター代表に佐々木真理子氏と医療生協の山本純嗣医師を、事務局長に元地区労議長の深谷登氏を選出し、市民過半数署名達成に全力を挙げることなどとり組み方針を決めました。


「那賀9条の会」が戦争体験を聞く会

  9月16日土曜日に岩出市のiiセンターで、和歌山大空襲の話しを和歌山市在住の平井章夫さんからしてもらいました。参加者は50名でした。平井さんは、当時中学生で空襲の様子を克明に話してくれました。私たちには想像しがたい事が、現実に起こっていたということを参加者はみんないろいろな事を思いながら聞き入っていました。
 その後、貴志川9条の会の石橋さんから、この夏8名で長野の松代大本営跡を見学に行った話しとスライドをしてもらいました。最後の意見交流会では、貴志川在住の辻岡さんからも空襲体験の発言がありました。話しのなかで、「今まで体験話をするのがいやで、誰にも言ってこなかったが、これからは貴重な体験を広げていかなければいけない。」と話されていた事が印象に残りました。

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