「憲法九条を守るわかやま県民の会」ニュース

NO.56  07.3.22発行「憲法九条を守るわかやま県民の会」事務局
県地評 Tel 073-436-3520 Fax 073-436-3554 E-mail w-chihyo@naxnet.or.jp


国民投票法案阻止の運動へ各地で取り組み広がる

  3月8日「県民の会」は「憲法第9条改憲をねらう改憲手続き法案の強行を許さず、廃案にするための緊急の行動を呼びかけます」との緊急行動を各団体や地域へ呼びかけました。
また、街宣車を持っている団体に宣伝用テープを配布し、音の出る宣伝をと提起しました。
  3月9日、「県民の会」と和歌山市共同センターは合同でJR和歌山駅前で街頭宣伝を1時間実施、14人が参加し中央共同センター作成のチラシ約300枚を配布し、憲法署名38筆を集めました。3月15日には那賀9条の会が由良弁護士を講師に国民投票法のねらいを明らかにする学習会を持ち、取り組みへの意志統一を行いました。さらに 橋本・伊都連絡会は3月16日橋本駅前で街頭宣伝を実施、10人が参加し31筆の署名を集めました。
  いま「県民の会」事務局へは連日、各団体や個人から国民投票方案反対の署名が集約されています。

新婦人伊都支部「9の日」行動スタート

  和歌山市や海草支部に続き、伊都支部でも憲法を守る新婦人の独自行動がはじまりました。9日、平和部の呼びかけで伊都教育会館に集まった6名が「憲法9条まもろう」「国民投票法案廃案に」の2種類の署名と「新婦人平和チラシ」をセットにして返信用の封筒に入れる作業を行いました。出来上がった300セットを持ち、車でさつき台というニュータウンに移動、行動開始。会って対話が出来たのは数名でしたが、快く署名をしてくれた人もいました。広いタウン内の坂道をおりたりのぼったり・・・約1時間で230軒ほどを回りました。憲法を守るとりくみとしてのポストイン行動は初めてでしたが、今後も毎月9の日に行動を行い、「平和守る新婦人」をアピールしていく予定です。

国際女性デーでも「国民投票法案は廃案に」署名

  3月8日を前後して開催された地域の国際女性デーのつどいで「国民投票法案は廃案に」署名の取り組みがおこなわれました。2月26日に開催された日高・御坊地域では135筆、3月2日海草・海南でも80筆が集まりました。8日、湯浅・広川の女性デーでは新婦人が特別提案を行い国民投票法案の問題点を書いたチラシを配り署名を呼びかけました。

国鉄労働組合が春闘の統一行動の中で憲法学習会

  国鉄労働組合(国労)和歌山地区本部は、3月15日、全国統一行動の一環で早朝から年休をとり一日の総行動を行いました。総行動は、朝7時30分からのJR和歌山駅での宣伝行動を始め、学習会、デモ、集会など文字通り丸1日行われました。国労会館での学習会では情勢学習とともに、憲法学習を位置づけて学習しました。講師の、和教組の琴浦副委員長(憲法県民の会事務局次長)は、県民の会のパンフレットを使い、憲法の原文を紹介しながら、憲法の大切さ、改憲勢力のねらい、緊迫している国民投票法案の問題点などを話しました。


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