「憲法九条を守るわかやま県民の会」ニュース

NO.61  07.8.31発行「憲法九条を守るわかやま県民の会」事務局
県地評 Tel 073-436-3520 Fax 073-436-3554 E-mail w-chihyo@naxnet.or.jp


県下各地で9.9憲法9条を守る宣伝・署名地域行動の準備進む!

「憲法9条を守るわかやま県民の会」は9月9日を全県下で憲法9条を守る宣伝・署名一斉行動の日にしようと呼びかけました。
  すでに和歌山市では、憲法9条を守る和歌山市共同センターはこの日、午前中に市内の数カ
所の中学校区単位で地域、労組、民主団体の共同の署名行動を計画しています。また午後1時
からは「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」のよびかけでJR和歌山駅前で共同の街頭宣伝が
予定されています。橋本・伊都、那賀、海南海草地域でも計画が具体化されつつあります。全
県で、宣伝・署名行動を成功させましょう。

岩出市九条の会 が憲法署名行動

  あつーい日の8月4日午後4時、18名が参加して署名の統一行動に出発しました。参院選挙で公約の第一に憲法「改正」を掲げた自民党が大敗北を喫したにも係わらず安倍首相が続投を表明し、3年後の国民投票の可能性が強まる中での、地域に打って出る行動でした。 面識もなく、つながりもない一つの地域の全戸を訪問して対話し、署名を訴えることには一抹の不安がありました。しかし、行動するなかでその不安も吹っ飛び「九条を守ろう」の市民の思いの強さを確認し、会の運動に確信を強めるものになりました。 109戸で対話して署名を113筆いただきました。「暑い中でご苦労さま」「こんな運動だったら一緒にしたい」「来週の午前中に来てください、署名を集めておきます」等など好意と暖かい多くの激励が寄せられました。 もちろん、「北朝鮮からミサイルが飛んできたらどうする」「自衛隊の国際貢献は必要」「共産党の運動でないの?」などと、2割ほどの賛同いただけない方がありました。
  この活動を大きく広げ、強め、早く有権者過半数の賛同署名を集めて、岩出市民の「九条を守れ」の意思をあらわしていきたい。         宮本政治

高校「職場9条の会」交流会開かれる
 
  8月22日(水)プラザホープにて、和高教主催で高校「職場9条の会」交流会が開催され、約30名が参加しました。県下の高校で、現在10の職場で「9条の会」が結成されています(橋本・紀の川・那賀・貴志川・和東・陵雲・和二工・市和商定・耐久・日高の各職場)。
開会あいさつで藤井穂住執行委員長は、「10の職場で会が結成されましたが、率で言うと25%の職場で結成されたことになります。さらに多くの職場で結成されることを期待します」と述べました。また、「県民の会」坂本文博事務局長からは、和歌山県下の「9条の会」の現状と活動の特徴のほか、世論の状況、運動の形態や留意点についての報告がありました。
  各職場からは、「靖国神社・松代大本営・大久野島・呉などへの研修旅行のほか、ニュースの発行、物品の販売」(貴志川)、「パスタの調理と昼食会を兼ねた学習会の開催」(和東)、「職場の30名余りで会を組織し、月1回のニュースの発行を目標にしている」(耐久)、「地域の祭とリンクしたとりくみ」(那賀)、「9条キーホルダーの作成を準備中」(和二工)などの報告がありました。これらのすべての職場では、未組織の人を含めたとりくみとなっています。さらに、多くの職場で「9条の会」が結成され、運動の輪が広がることが期待されます。


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