「憲法九条を守るわかやま県民の会」ニュース

NO.67  07.11.28発行「憲法九条を守るわかやま県民の会」事務局
県地評 Tel 073-436-3520 Fax 073-436-3554 E-mail w-chihyo@naxnet.or.jp


11月9日JR和歌山駅前宣伝・署名行動
   守ろう9条・新テロ特措法を廃案にしようと力強く訴え 
  
  11月9日11時から1時間、JR和歌山駅前で「県民の会」と和歌山市9条センターは合同の9日宣伝行動を行いました。12の参加者は元気いっぱいチラシ配布、署名、街宣車からのマイク宣伝を行い、1時間で61筆の署名が集まりました。宣伝カーには、県民の会作成の真新しい9条のぼりがかかげられ、 マイク宣伝では、「テロ特措法はアメリカのアフガンへの報復戦争に日本が手を貸すためのもので9条改憲の動きと根は同じ。9条を守るために署名に御協力下さい」と訴えました。

那賀「好きなんよ9条」まつりに300人

「九条を守ろう」那賀郡の会では、11月11日の日曜日に恒例にしている「好きなんよ9条」まつりを開催しました。当日の朝は曇り空で天気が心配されましたが、徐々に晴れてくれて、のべ300人の参加者がありました。成功のため三回の会議を経て準備をすすめてきました。ステージでは、バンド演奏やフラダンス、クイズ大会を計画し、初回から続いているリレートークも中学生が発言してくれるなどいろんな角度からの発言があってよかったです。模擬店も13団体が出店してくれて、焼きそばやうどん、焼き鳥などのおいしい食べ物やヨーヨーつりや新鮮な野菜も販売されました。

今年は、午前11時に開始したため、昼休憩には模擬店が大繁盛しました。そのため、1時過ぎには、売り切れの店が続出するほどでした。新聞折り込みも、貴志川と桃山で行ったため、「チラシを見て来ました。」という人もありました。来年も趣向を凝らした祭りにしていこうと思います。   「九条を守ろう」那賀郡の会事務局  部家 司好

「いま、憲法を生かす時」   
 憲法会議総会と川村俊夫中央憲法会議代表幹事の講演

  11月22日(木)和歌山市プラザホープで憲法会議総会と、引き続いて憲法会議・憲法九条を守るわかやま県民の会・県地評・憲法九条を守る和歌山市共同センター 共催の憲法講演会が行われ50人が参加しました。憲法会議総会では、この一年間、九条の会が60から80余りに増え、過半数署名も「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」が県民大署名を呼びかけるなどのなかで11月現在7万を超えるなど引き続き運動が前進していることを確認しあいました。同時に憲法会議の役割として改憲阻止とともに、憲法を生活や社会の中へ生かす取り組みが大切になっていることが強調されました。

「集団的自衛権と憲法9条」と題して講演した川村俊夫氏は、戦争でテロはなくならないことを強調し、新テロ特措法を廃案にしようと訴えました。また、国連決議さえあれば海外で武力行使出来るとする民主党小沢代表の持論や、自民・民主が自衛隊を海外にいつでも派兵出来るようにするための恒久法づくりで一致していることなどの危険な動きが紹介されました。また紛争の平和的解決は世界の流れであり、憲法9条こそ、この流れの中で先駆的な位置を占めること、さらに改憲阻止の運動とともに、憲法を日常生活に生かす取り組みの大切さについて強調されました。  
    
「9条の会 ふじしろ」が結成される

  11月25日、午後1時から海南市の内海・大野地域で「9条の会 ふじしろ」の結成総会が行われました。開会挨拶で準備会を代表して中西弘明さんは、子供の頃の空襲体験や戦後の食糧難での飢餓体験から、再び日本が戦争をする国にさせまいとの思いを強く持ち、9条の会を地域でつくろうとの動機になったと語りました。
 結成に先立ち「憲法9条を守るわかやま県民の会」の坂本文博事務局長より「世界に輝く憲法9条」と題して講演がなされ、参議院選挙で改憲を公約した自民党が大敗して、改憲派は大きな打撃を被ったが、日米の支配層は改憲を決してあきらめておらず、巻き返しを許さないように9条の会を大きくしていこうと訴えました。総会では申し合わせ事項の確認や役員選出をし、ニュースの発行や会員の拡大など当面の活動をどう進めるか活発に話し合いました。


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