「憲法九条を守るわかやま県民の会」ニュース

NO.70  08.1.15 発行「憲法九条を守るわかやま県民の会」事務局
県地評 Tel 073-436-3520 Fax 073-436-3554 E-mail w-chihyo@naxnet.or.jp


JR和歌山駅前9日宣伝行動

 新テロ特措法を廃案にしようと訴え 
 
  1月9日午後1時から1時間JR和歌山駅前にて宣伝署名行動を行いました。延長国会会期末が迫る中、海上自衛隊をインド洋に再派兵する新テロ特措法案を政府・与党が衆議院で再議決をねらう緊迫した情勢の下での行動になりました。「県民の会」と和歌山市共同センター加盟団体より17名が参加、4名が次々にマイクを持ち「憲法9条まもろう」「テロ特措法を廃案にしよう」と訴えを行いました。和歌山市の共同センターが準備した「憲法9条は世界の宝」と書いたパネルと共に、宣伝カーに取り付けられた「9条を守り平和でいこう」「9条を守る署名をしよう」など県民の会作成ののぼり旗が通り過ぎる人の目をひきました。戦争体験をしている年配の方だけでなく高校生や若い女性が積極的に署名をしてくれ、この日は65筆の署名が集まりました。

民医連が憲法学習の後、地域署名行動

  和歌山民医連では、全職員対象に年間を通じて職員教育研修を行っています。07年度は、再度、「平和憲法を学ぼう」と1単位(2時間)講義と班討論を行っています。7回の研修で職員61名が受講しました。講師は医療生協・阪中理事長と久保田教育委員長で分担して行っています。阪中理事長は「憲法とは何か」「日本国憲法の特徴」「自民党の憲法草案は日本国憲法をどう変えようしているか」「9条守れの運動」について、わかりやすく話され、久保田教育委員長は、日本国憲法と平和・社会保障の理念のテーマで講義をすすめています。班討論では「9条の会の運動がひろがっていることがよくわかった。」「好きなことをしたり、おいしいものを食べられるのも平和だからこそ、今の平和を守っていくためにも、憲法9条を守っていくことが大切」などの意見や「自民党の憲法草案をはじめて読んで、大変なことが起こっている。」などの感想も出されています。討論の後、1組、約10件の名簿と地図をもって、9条署名など学んだことを生かす地域訪問行動をすすめました。7回の行動で230件訪問し、139筆の署名が寄せられています。
阪中理事長は講義の最後で「今日は学んだことで、他の人に次のように話そう」と「あなたは、日本の自衛隊員がイラク戦争の最前線で、アメリカ軍と一緒になってイラクの市民を殺していいと思いますか。自民党はそういう改革案を出しているのですが、それでいいと思いますか?」かと締めくくっています。 (父川)

「雰囲気が良くなってきた 」海南海草共同センター準備会が署名行動

  準備会では、毎月、署名行動を計画しています。1月12日(土)、海南市の日方を中心に署名行動を行いました。8名が参加し、1時間半訪問し、署名66筆集まりました。事前に署名用紙と「9条の会わかやま」のパンフを各戸に配布していました。参加者からは「断る家が少なくなってきた。対応がよい。雰囲気が良くなった」の声が出ていました。


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