「憲法九条を守るわかやま県民の会」ニュース

NO.77  08.5.12 発行「憲法九条を守るわかやま県民の会」事務局
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「 憲法9条を守る和歌山弁護士の会」呼びかけのJR和歌山駅前宣伝に50人

  5月3日憲法記念日の午前11時より、JR和歌山駅前周辺には「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」の呼びかけで「憲法9条を守るわかやま県民の会」、「9条ネット・わかやま」や地域9条の会など50人が署名、宣伝行動のために集まりました。この日、宣伝カーには県民の会が作成した「9条まもろう」「署名をしよう」ののぼりがかかげられ、また各団体持参のカラフルなのぼりが5月の風にはためきました。参加者は「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」作成のビラを配りながら、道行く人に署名を訴えました。弁護士や県民の会メンバーは次々マイクを握り、「日本を海外で戦争をする国にしないように9条を守り、活かそう」と力強く訴えました。夏のような暑さの中での1時間行動でしたが、271筆の署名が集まりました。

日高で5.2憲法記念日☆前夜祭   池田香代子さんが講演
 
  5月2日(金)、御坊市民文化会館で「憲法記念日☆前夜祭」として、池田香代子さんの講演会を行いました。昨年12月に発足した憲法9条を守る御坊・日高共同センターと6つの地域9条の会と実行委員会をつくり開催しました。当日は労働組合関係者や地域の方など約300人が参加しました。 池田さんは、インターネットで広がっていた「世界がもし100人の村だったら」を再話し絵本にされた方で、この日は「100人の村から憲法が見えた」をテーマに話しました。話は傍聴席できいた名古屋高裁判決の感動から始まり、「世界が1ヶ月戦争をしなければ、そのお金で2億2000万人の子どもを危険な労働から助け出すことができる」と話し平和を訴えました。また、池田さんが訳したジョン・レノンの「イマジン」の朗読もありました。最後は「DanDan」の2人とともに参加者全員で歌を歌い、日本国憲法のすばらしさを確認しあう「憲法記念日☆前夜祭」でした。

紀南で平和&憲法フェスタ08  
 
  5月3日(土)憲法記念日は晴天に恵まれました。新宮地域職業訓練センターでは、朝からスタッフの活気ある叫び声が飛び交っていました。紀南地域10の9条の会が集まって結成した「くまの平和ネットワーク」が主催する「平和&憲法フェスタ・・5月晴れに“世界の宝”憲法9条輝け」が開催されました。
  ステージでは、みくまの太鼓、合唱、ソーラン節、フォークコンサート、ピアノ、そして地元3名による子供の頃の戦争体験を語り合うパネデイスカッションなどが催しされました。またロビーでは、手作りカレー・おにぎり・ちらし寿司、肉団子、ドーナツ、ようかん、無農薬野菜、湯の峰温泉コーヒーなどのバザーやバルーンアートコーナーがにぎわっていました。ほかにちびっ子向けの平和アニメ映画の上映や平和のための戦争パネル展も行われました。午前11時過ぎから午後3時まで、今年は、若者やちびっ子たちの参加が多く、のべ1000人の入場者でにぎわっていました。今年で3年目を迎えたこの催しは、年々参加者も増え、参加団体の手作りバザーの出品が増えるなど変化してきています。

守ろう憲法9条、派兵恒久法ゆるすな!JR和歌山駅前で9日宣伝行動

  5月9日「憲法9条を守るわかやま県民の会」と和歌山市9条センターは、午前11時から1時間、JR和歌山駅前で9日宣伝署名行動を行いました。
  新憲法制定議員同盟(中曽根康弘会長)が、民主党の鳩山由紀夫幹事長、前原誠司副代表を新たに役員に加え、自民・民主共同で草の根の改憲運動を強めようとし、さらに秋に「自衛隊海外派兵恒久法」制定を実現しようと、今国会中にも法案の提出をねらうなど重大な情勢下で行われました。各加盟団体より20名が参加、5名が次々にマイクを持ち「憲法9条まもろう」「自衛隊派兵恒久法ゆるすな」と訴えを行いました。「憲法9条は世界の宝」と書いたパネルを立てかけ、宣伝カーには「9条を守る署名をしよう」ののぼり旗を掲げ、5.10憲法集会のチラシ配布をしながらの訴えを行い、この日は87筆の署名が集まりました。
  参加者からは、「自分から進んで署名しに来てくれる人が多い」「あるご婦人が、近所で署名を集めてきましょうかと言ってくれた。」など、なかなか反応がよいという感想が出されました。


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