「憲法九条を守るわかやま県民の会」ニュース

NO.8  04.12.17発行「憲法九条を守るわかやま県民の会」事務局 
県地評 Tel 073-436-3520 Fax 073-436-3554           


有田地区労常幹でミニ学習会

  有田地区労は、12月7日に開いた常任幹事会で、琴浦県地評事務局長(県民の会事務局次長)を講師に、憲法問題のミニ学習会を開催しました。
  会議前の30分という短い時間でしたが、琴浦氏は、憲法の条文そのものを見ながら、世界の国々が戦争を止める為に行なって来た努力の最新の到達として憲法9条があることを強調し、それぞれの組合でミニ学習会を開くことを呼びかけました。
「『改憲』といわれてもピンとこない」という労働組合員や労働者がたくさんいます。ミニ学習会をたくさん開いて、繰り返し学習していくことが運動のかぎです。

治安維持法の再現を許さない!
憲法9条守ろう!

 12月8日  国賠同盟街頭宣伝 

  太平洋戦争開始から63年の12月8日、戦争の反省で出来たはずの今の憲法を、小泉自公政権と民主党もいっしょになって、侵略戦争の反省もなく改憲の策動を強めている今、黙ってはいられないと、宣伝行動を計画。ビラも作成しました。宣伝カーは借りて、青年会員の運転の協力も得ました。県本部と和歌山市内の三つの支部の役員延べ15人の参加で午前と午後に分かれての行動。「今日は12月8日、日本が戦争を開始した日です。治安維持法の再現を許しません!憲法9条をまもりましょう」とアナウンサーの呼びかけで走り、街角7カ所で演説。交代でする演説もそれぞれの思いを、治安維持法時代に逆戻りは許さない、憲法を守ろうと力強く訴えました。訴えの間に近所にビラを配り、350枚用意したビラは足りませんでした。まだまだ市民の中には改憲の策動の本質や改憲されたらどうなるのかが浸透していません。もっともっと機会をとらえ、学習し、行動、宣伝が必要だと痛感した一日でした。

県地評が「九条の会アピール」の賛同を広げる方針

  県地評は、11月の常任幹事会で、九条の会アピールの賛同を広げる方針を決めました。ひとつは、それぞれの単組や地区労の機関会議、および分会で論議してアピールへの賛同を決定していく運動です。もう一つは、役員一人一人が、賛同の意思を表明しようというものです。寄せられた賛同は、県地評のHPで公表していくとしています。春闘の取り組みの中で、県地評の内部だけでなく広く賛同を広げていく方針です。

県地評HPに「憲法九条を守るわかやま県民の会」のコーナーができました

  和歌山県地評のHPに、県民の会のニュースを掲載するコーナーができました。県内の憲法九条を守る運動のようすを伝えるこのニュースが掲載されています。是非ご覧下さい。

憲法学習ビデオを活用してください
 「県民の会」事務局では「今と未来の世代のために」という表題のビデオを用意しています。約30分で憲法問題の本質がわかりやすく説明されています。職場や地域で憲法学習をするために手軽に活用できます。お問い合わせは事務局まで。


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