「憲法九条を守るわかやま県民の会」ニュース

NO.83  08.8.24 発行「憲法九条を守るわかやま県民の会」事務局
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和歌山市共同センター呼びかけの9日宣伝行動が7地域で

  8月9日(土)に、第4回市内一斉宣伝署名行動が共同センターのよびかけを受けて、各地で宣伝・署名行動がとり
くまれました。非常に暑い中でということもあり、和歌浦9条の会と名草9条の会共同の「日本国憲法のはなし」と「はだしのゲン」のDVDの鑑賞会に切り替えたところもあります。市内7地域で行われた署名・宣伝行動には、66名が参加し、433筆の署名が集まりました。
今回もほとんどの地域で、事前ビラを配布し予告をしていたために、すでに書いていてくれたり、待ってくれている家も多く、行動参加者が、勇気をいただきまされました。雄湊地域では、「この辺りはみんな戦争でやられた、戦争はよくない」「いろんな会合で私も戦争の話をしている」の話もあり元気づけられたということです。また、以前に比べたら話がしやすくなってきていて、非常に暑い中であったが、短時間で集中的にとりくみ、効果的に署名を集めることができたとの報告もされています。

「きのくに9条市民の会」地域署名
 
  きのくに9条市民の会が8月9日(土)午前10時から約1時間、和歌山市東長町などの約100世帯余りで署名活動を行いました。会員6名の参加で14筆の署名、2名の入会がありました。
  他の「9条の会」の経験を参考に、事前にチラシと署名用紙を配って住宅地図をもって一軒ずつ入りました。留守や無関心、考えが違うとチラシ・署名用紙を返す人、「中国が核攻撃して来たらどうする」という人もありましたが、署名と入会申し込みを書いて待っていた人もありました。署名数ではささやかな成果でも、一緒に行動することで元気が出て「これからもやりたい」という声が出ました。10日(日)には留守だった家を回る予定です。(2008.8.9 柏原卓)

9条は世界の宝、派兵恒久法ゆるさない!  JR和歌山駅前で9日宣伝行動

  8月9日「憲法9条を守るわかやま県民の会」と和歌山市9条センターは午後1時から酷暑の中1時間、JR和歌山前で各団体から15人の参加で9日宣伝署名行動を行いました。3名がハンドマイクをにぎり「今日は63年前、長崎に原子爆弾が落とされ7万人以上が犠牲になった日。アジア太平洋戦争での多数の犠牲の上に、二度と戦争をしないと国内外に公約した憲法9条を守り抜きましょう」「自衛隊派兵恒久法など憲法9条やぶりの動きを阻止しましょう」などの訴えを行いました。100筆の署名が集まり、参加者からは「高校生など多くの若い人が署名に応じてくれた」と感想が出されました。

「かつらぎ9条の会」署名行動で会員拡大25人

  8月9日はやはり酷暑の真っ盛りというところでしたが、9時半集合、かつらぎ町あじさいホール前に集合。
なんともいえない暑さの中で今日は大丈夫かなと思いつつ、「身体には気をつけて熱中症にはくれぐれも注意して」とみんなで出かけました。今日もかつらぎ町の西と東から別れて地図を埋めていくという作戦で行いました。なんとか持ちこたえ病気になる人もなく無事終了しました。成果は、署名が97筆、入会申し込みが25名、参加者13名(うち高教組伊都分会から2名)ということで大成功でした。報告のなかでは 冷たいものはどうですかとか少し涼んでいったらどうかとかはげましのことばなどあって感激して帰ってきた人もいました。次第にこの運動浸透しつつあるのでないかと実感しました。全体のなかでは明確に署名を拒否されたのは2軒ほどでした。やはり女性が反応が良く、お年を召した男性がどうもわかってくれない場合が多いような気がします。
どう対話をすすめるか、どんな意見や体験をおもちなのか、そのことが課題かと思っています。      (草田信行)

「もう戦争しないように署名を」! 海南・海草署名行動
 8月3日(日)9時30分から7人の参加でショッピングセンターココ前で署名宣伝行動を行いました。朝からとても暑い日でしたが、買い物に来る人に声をかけ122筆の署名を集めることが出来ました。年配の女性からは日方の空襲の話、男性の方からは満州での戦争体験などを聞くことが出来ました。参加者からは、家を訪問するより集まりにくいと思っていたが、快く署名してくれる人が多かった。「もう戦争しないように署名をお願いします」と言うと立ち止まって協力してくれた。若い人でも子どもを連れている人は協力してくれた。でも忙しそうに行ってしまう若い人も多かった、などの感想が出されました。8月5日現在、1270筆になりました。 

御坊9条の会が「平和を考える集い」

  8月9日、御坊9条の会は「平和を考える集い」を開催し、50人が参加しました。美浜町の元町議(無所属)の児玉五郎さん(85才)が講演。戦前、戦中、戦後を生きてきた体験を話され、「改憲の動きをやめさせるまでがんばりたい」と訴えました。参加者の一人は「権力にだまされないためには常に学習をし、基本的な考えを身につけることが大切と思った」と感想を述べていました。


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