後期高齢者医療制度  国に廃止求めよ
        県議会で奥村県議迫る

2008年6月19日

奥村規子和歌山県議は19日、県議会本会議一般質問で後期高齢者医療制度の廃止を求めるよう迫りました。
   奥村県議は、「年寄りはもう、あんまり医者にかからんでええ、国のために、はよ、死んでもろたら助かるといわれているようで仕方がない」「一体何のために生きてきたのか、年をとって大事にされるどころか国から捨てられた思いがする」など高齢者の怒りを紹介。6月に和歌山民医達が75歳以上を対象に約100人から聞き取った結果、制度内容を知らないが半数近く、保険料が高くなったが半数という実態を示し、後期高齢者医療制度の廃止を求めました。
   仁坂吉伸知事は「こうれば人々の心も良くなり制度も維持できるということについて自分としては確信が持てていないので、ああせいこうせいというのは差し控えたい」としました。
   後期高齢者医療制度に対する県や広域連合、市町村への苦情・問い合わせは4月1日から5月16日の間に7972件ありました。


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