外部監査どう検討
       雑賀県議 県の債権放棄案で

2008年6月20日

和歌山県議会本会議一般質問で日本共産党の雑賀光夫県議は20日、包括外部監査をどう検討したのか追及しました。
   県が債権放棄を議会に提案しているプラスパフーズ(旧桃山町)への20億4000万円の融資焦げ付きに関連し、2002年度の包括外部監査は、プラスパフーズの土地価格12億5000万円について「実際は3億5400万円、取得当時でも4億9300万円と推測される」と指摘しました。その後、競売により1億2000万円。今回の債権放棄によって県民に大きな負担を負わせようとしています。
   また2007年度の包括外部監査は、コスモパーク加太(和歌山市)について県土地開発公社に融資した金融機関が県に債務保証を要求し、265億円の債務保証と122億円の借地料を県民にかぶせた問題を批判しました。
   雑賀県議はこれらをどうするか検討を迫りましたが、県はプラスパフーズについて「違法性はなかった」、コスモパークについて「やむを得ない判断だった」と従来の答弁を繰り返しました。


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