総選挙の結果
 どう生かす
知事に雑賀議員ただす

2009年9月16日

   和歌山県議会本会議で日本共産党の雑賀光夫県議は16日、一般質問で総選挙結果について仁坂吉伸知事の見解をただしました。
   雑賀県議は、自公政権の退場について「雇用や社会保障など国民生活を犠牲にして財界大もうけの応援をし、その横暴を許してきた政治、アメリカとの軍事同盟絶対の政治が国民から見放された」と指摘。民主党の政策に盛り込まれた生活保護費の母子加算復活、後期高齢者医療制度の廃止、労働者派遣法抜本見直し、障害者自立支援法の応益負担の見直し、高校授業料無料化など国民の切実な願いを実現するため全力をあげると決意を語り、総選挙に示された国民の声をどう受け止め県政に生かすのか知事にただしました。
   知事は「度重なる政府側の不祥事に加え、失業者の増加、所得格差の拡大、地域産業の疲弊など経済・生活面での不安感を有権者が政権を変えることで打破しようとした結果だと考える。将来の展望をもてる県政づくりに努める」と答弁しました。


09年9月議会

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知事にただす、雑賀県議=9月16日、和歌山県議会