津波防災堤防事業守り抜け 雑賀県議

2009年12月9日
   和歌山県議会本会議一般質問で日本共産党の雑賀光夫県議は9日、津波対策などで県の姿勢をただしました。
   雑賀県議は、予想される南海・東南海地震での津波対策で、「政権交代で公共事業の見直しがおこなわれている。和歌山下津港海南地区の津波防災堤防の事業は守りぬかなくてはならない」と訴え、仁坂吉伸知事は「津波対策は重要な事業。予定通り進むよう国に働きかける」と答弁しました。
   また津波の避難について「高台に逃げてくださいと訴えても、とてもそんなとこまでいけないというお年寄りが多い」などの声を紹介し、「津波避難ビル」「暫定的緊急津波避難ビル」の指定を増やすよう市町村によびかけるよう求めました。
   森崇危機管理監は、避難ビルの重要性を認め「災害訓練など結果を踏まえ、沿岸市町などに働きかける」と答弁しました

県の姿勢をただす、雑賀県議=12月9日、和歌山県議会






  09年12月議会

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