中学校卒業まで

  医療費無料に

    奥村県議が求める





20101210
 和歌山県議会本会議の一般質問で日本共産党の奥村規子県議は12月10日、医療問題などをただしました。
 奥村県議は、国の「子ども・子育て白書」で子どもを持つうえでの不安について経済的負担の増加が際立っている結果が示されていると指摘。党県議団アンケートでも子どもの医療費無料化の拡充が上位を占め、県内市町村で県制度に上乗せして対象年齢を広げている自治体が14、さらに来年度3自治体増え、計17自治体になることを紹介し、「県として中学校卒業までの医療費無料化を」と求めました。
 仁坂吉伸知事は「財政状況を考慮すると制度維持が精いっぱい」と答弁。奥村県議は「県内30自治体のうち17が実施・計画し、すでに過半数を超えている」と重ねて要求しました。
 年々減っている看護学生への修学資金の拡充について、西上邦雄福祉保健部長は「看護職員確保対策全体のなかで効果的な方策を検討したい」と答弁しました。

    2010年12月議会

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県をただす、奥村県議=12月10日、和歌山県議会