水害復旧へ支援提案
     和歌山県議団
      県に予算要望





20111215
 日本共産党和歌山県議団は12月15日、来年度県予算にむけ県に申し入れ書を提出しました。
 
※ 2012年度和歌山県予算要求全文

 申し入れ書は、紀伊半島大水害対策として国補助の対象外となっている急傾斜地などの農地復旧への県支援や、個人所有の農機具修理・買い替えへの補助、商店など小規模事業者への補助などを提案。県民のくらしを守るため、和歌山地方税回収機構の滞納処分で滞納額に対して過大な差し押さえをしないことや、低所得の年金生活者などの滞納処分で生存権を侵害しないよう指導することなどを要求しています。具体的には、
・雇用の安定のため、ジョブカフェの機能強化や雇用確保に全力をあげるよう、県内経済団体への働きかけ
・中小商工業発展のため、県中小企業振興条例の制定や、中小零細事業者の資金需要に応える融資制度の拡充、住宅リフォーム助成制度の創設による仕事づくり
・農林水産業振興のため、環太平洋連携協定(TPP)への反対や、地産地消の取り組み奨励・援助、鳥獣被害対策
・医療・福祉・社会保障では、老人医療制度の継続や精神医療を福祉医療費助成制度の対象にすること、後期高齢者医療制度の即時廃止、中学校卒業までの医療費無料化、など―
その他、介護・高齢者福祉、障害者・児の安心のための施策実施、子育て支援、環境、教育など県民諸要求で実現を求めました。
 野田寛芳知事室長が応対し、回答日などを相談しました。

    12月和歌山県議会

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2012年度県予算要求書を手渡す、和歌山県議団(右側)=12月15日、和歌山県庁